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Posted by ミリタリーブログ at

2014年09月05日

MP5KHC MOSFET化

東京マルイMP5K HC

以前分解やら、初速UPやら色々やってたこの個体。

■分解編■


■セクターカット&マグラバー装着編■
2014/02/27


■リポ使ったら、たった2,000発のセミでスイッチ焼ける編■


■スイッチバリカタつけて、バリバリさ!編■
2014/03/07


色々やってたね、この個体。


さてさて、■スイッチバリカタ■編で”FETはつけられない!
と書いてましたが、、、、。

付けられます。
PicoSSRなら楽勝です。

なにせ大きさBB弾4個分!

ただ、セミオートでバリバリバリ!っと連射する使い方だと、容量不足感があります。
そこで、NanoASR(現在は絶版:後継機種:NanoHARD)!


こいつのいいところは、
①電動ガンの回路がショートしていると安全装置が働いて止まる
②FETが熱を持ちすぎると安全装置で止まる。
というFETが暴走する原因にきっちりターゲットを絞って、ダブルの安心回路が組み込まれている事。

そして、次世代のFETとデジタルインターフェースが織り成す異次元のセミのキレとさらなる回転数!
たまらんす!

さてさて、いつも通りの装着前の初速・回転数測定



回転数22.26発/秒 初速87.63
(ちなみに弾はこれ、0.20で測ってます、弾速計の設定0.25になってた)


ちゃっちゃとバラして。メカボ摘出。


このT字になっている配線部分を中心に様々な配線加工を行います。


赤(プラス)線2本をぶった切って、こんな感じ1本をにモーター→バッテリーに直列になるようにつなげます。

つぎにスイッチにつながる2本線には、付属の信号線2本を取り付け、このようにシュリンクチューブで絶縁しておきます。



信号線は少し余裕のある長さに設定するといいでしょう。


あとはゆっくりフレームに組み込み、干渉が無いかしっかり確認してください。

が、問題が、、、。
Tコネがでかすぎて、、、、クルツの後ろのカバー(ストック部分のカバー)に入りません、、、。

配線を横に付ける、等の加工もしましたが、、やっぱりダメ。

ううううう!
ここであきらめたらいかんばい!

無い脳みそで知恵を絞り、Tコネクターを1個分解して、端子だけ(中身の金属部品だけ)にして、3/1の長さにカット。
そこに配線をはんだ付けしてこんなL型のコネクターを作成しました。







これですっぽり収まるように!

さてさて、、、。
懸案のスペックは!如何に!

■FET入れる前■
回転数22.26発/秒 初速87.63

■FET入れた後(画像)■

回転数23.76発/秒 初速87.77

ウォッホ!
前回から、メカボ全くいじってません。
1.5回転/秒のサイクルアップ!

バッテリーも全く同じバッテリーを、追加充電なしです。
ET-1のウナギタイプ(AKタイプ7.4V)です。

えーと、カラシは、毎回どの銃でも、この方法で比較スペックを測定しています。
カスタム後のスペックは、初回よりも、動作確認等で電圧は少し下がっているはずです。
「カラシさん、追い充電してるんでょ?」と思われる方もいるやもしれませんが、私、ダメだったときは「ダメだったと」正直に書きます、はい。

なぜ、回転数が上がるのか、、、。

それはバッテリーからモーターに直に電気が流れるようになるから。
そしてそのスイッチング(スイッチを入れる・切る)のスピードが速いんです。

メカニズムを簡単に説明すると、、、。(あくまでイメージです)

・原始的なメカニズムの場合(ノーマルのスイッチ)
ドアを開く時、人間の力でやるとゆっくり開くので、完全に開いて人が通れるようになるまでには大きな力と時間が必要です。

*家や学校のドアのイメージ

・アナログなFETの場合
電気で機械的にスイッチを入れて(通電させて)、自動化するタイプです。(自動ドアとか)
今まで世界中でエアガン用に売られていたFETの大半はこのタイプ。
自動的に開くので、ある程度素早いスピードで通れるようになりますが、すぐに通り抜ける!にはちょっと危険なスピード。

*コンビニとかの普通の自動ドアのイメージ

・デジタル回路の次世代FETの場合
アナログ自動ドアの進化版です。
スイッチやセンサーの処理がいち早くできるようになり、かつ次世代の電動装置で素早く動くようになった自動ドア。
完全にドアが開くまでの時間が短縮でき、なおかつ早く大きな通路スペースをいち早く確保できますね。
(SF映画のように走り抜ける!なんてことも?)

*未来の宇宙船とかについて居るドアのイメージ。(シュンシュン開く感じ)
ガッと電機がロス少なく流れる。通電効率が高いイメージです。

GATEのNanoASRや、MERF3.2は、このデジタル回路の次世代原理なんです。
ドアの開閉がシュンシュン行く感じなんです。早い。

電気の流れがスムーズになって、スイッチング速度が速くなるから、セミのキレもいいし、回転数も上がる。
電気のロスが少なくなるから流れが良くなる。
道路の信号が減って、立体バイパスみたいになるイメージです。
簡単に例えて、おおまかに説明するとこんな感じですね。

次世代のFET、NanoASRはしっかり撃ちこんでテストしてみます!
やっぱり最終的には、サバゲで使ってみないと何も分からんですね。

*現在NanoASRは正規品は廃盤になっております。
後継機種のNanoHARDが使えます。

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Posted by カラシタカナ at 19:28Comments(0)カスタム関係電気関係研究開発