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Posted by ミリタリーブログ at

2015年07月10日

初心者さん向け射撃の基本

前々回のブログ内容からちょっと足を伸ばして。

今回は射撃の基本についてちょっと書きたいと思います。

ちょいちょい初心者さんから
「どげん銃を撃つとですか?」
「どういう風に撃てばいいんですか?」
「んだば、どぎゃんやって撃てばええずら?」
という質問を受けます。

これら回答も含め、初心者さん向けの内容になるので

「俺には俺流の射撃方法があるのさ!」
「俺にはすでにファイティングコンピューターが備わっている」
というベテランの方向けの内容ではありませんので、あしからず。


なんだかんだでサバゲー初心者さんが一番大事にするべきところって射撃の基本だと思います。



色々な射撃方法がありますし、理論もあります。
極論をいうと、どんなサイティングでも、しっかり当てたいと思うところに当たればいいのです。



実銃の射撃の世界って、
インストラクターと言われる人たちも最初は軍隊の射撃基礎訓練を受けたり。
射撃基礎訓練を受けた人から教わったり。

軍隊から流れる射撃の基本を習ってからがスタートですよね。


なので、サバゲー初心者さんはまずは基本は軍隊射撃を参考にされると良いと思います。
サバゲーで使うエアガンでモデルアップされているものは基本軍用銃ですからね。


アメリカ海兵隊が制作した、「射手としての基礎説明の動画」があります。



軍隊射撃に関しては世界一の腕を持つ海兵隊ですので、かなり内容が濃いです。
英語版ですが、動画を見れば大体何を言ってるんだっていう事が分かるので、結構参考になると思いますよ。


当てられないと、当たりません。


だからよく「サイティングして撃って」と言われるのです。
きちんとサイティングする事が上達の近道だったりします。


そして練習。練習。練習。


①まずは基本の射撃姿勢。(実際に撃たない)
 (部屋の壁に小さいターゲットでも貼ったり、おもちゃのフィギュアなんかを正確に狙えるように姿勢作りの練習ですね)

② ①をやり込んだら、電動ガンの場合はバッテリーを入れない状態(動かない状態)で引き金だけ引いてみる。

②をやり込んだら、シューティングレンジ等で実際に撃ちこむ/ サバゲをやり込む
 (この時は色々な姿勢を試してみてください。姿勢、体勢、サイティング方法で当たり方が変わってきます。)

これの繰り返しですね。


家で射撃スペース確保できる人は良いですが、都市部は難しいと思います。
そういう場合は①②を重点的に。
サバゲーに行く日は早めに家を出て、人が少ないうちにシューティングレンジを使わせてもらうとかすればいいと思います。

サイティング(照準の合わせ方)ですが、

まずはシューティングレンジで、③のときにきちんとゼロイン(照準をきちんと狙ったらBB弾が真ん中を行く状態に)しておきます。
これは取扱い説明書を読めば、どの銃でもスコープ、ダットサイトにも記載されています。(もしくはWEBで検索できます。)

まだまだそれより上を狙いたい!という方はコンバットドールさんのブログに詳細が記載されています。
こちら非常に参考になりますよ。

スコープの場合

ダットサイトの場合



さあ、実際のサバゲで狙う場合ですが、、、。

大体サバゲではこんなシュチュエーションで敵を発見する事が多いですね。
バリケからひょっこりでてる。

(カラシ画)

スコープやダットサイトを使っている場合はこんな感じのエイミング。


アイアンサイトの場合はこんな感じ



動きながら、移動しながら、これをセミ1発やバーストで当てられるのが上級者だと思います。

構え方や撃ち方は軍隊とかタクティカルシューティングを参考にすればいいとして、、、。

電動ガンが実銃射撃と大きく違うところが一つある事を覚えておいてください。

「弾速が低くてBB弾が見える」

という事。


だから相手も弾をよけたりします。

こちらのBB弾も実は届いている様で届いていなかったり。

着弾確認はBB弾がはじける(跳ね返る)所までしっかりみましょう。
これも練習して、サバゲーを回数こなしていけば結構わかるようになります。

弾が遅い分、そのタイムラグも入れて、射撃をしないといけません。
バンバン数撃てばいい、というものでもないですからね。


射撃はじつは練度によって上達の余地が色々あります。
紀元前から、元来人間はハンターであったのですから。

ガチャピン標的見てないし、、、。とことん、タクティカルな野郎だぜ。

優秀なシューターは時に、いぶし銀のオジサンだったりする場合も多いです。



視力が弱い場合はスコープを使ったりでかなり補正もできます。

銃選びも、サイティングに限って話をすれば

・どういうフィールドで主に使うのか、、、。
・ゲームする時間帯は夜なのか、昼なのか、薄暗いのか、明るいのか等々、、、。
・どういう距離で主に撃ち合うのか、、、。
・アイアンサイト、スコープ、ダットサイト、どれが自分に合っているのか
・自分はどういう射撃・動きをするか
等々

で変わってきます。


こればっかりはじっくり自分のゲームスタイルと打ち合わせしていかないといけない部分です。

また、最初のうちはコロコロ色々な銃を使うより、1丁とじっくり付き合ってみてください。
しばらく使って、ダメならまた新しい銃を試してみればいいと思います。
こればっかりは”合う””合わない”ありますから、自分で見つけて行くしかないです。


なんだかんだで、サバゲにとって射撃って基本のテーマであり、永遠のテーマなのかもしれません。
カラシもほぼ毎日BB弾撃っていますが、実際のサバゲになるとなかなか当てられない事も多々あります。



うまくいかない事が多いものの方が楽しみも多いです。
もうすぐ梅雨明け、サバゲーシーズン真っ盛りです。
熱中症に注意しながら、サバゲに熱中しましょう!(笑)