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Posted by ミリタリーブログ at

2016年09月21日

GATEのMOSFET

GATEのMOSFETが好きです。

年間70~80日間ぐらいゲームするのですが、GATEのMOSFETの不具合で銃が壊れたり、止まったりしたことは一度もありません。
結構ラフな使い方もしますが、、、しっかり組み込み+銃本体の定期的なメンテしていれば、問題無く使えます。

海外製・国内製・自作等々、MOSFET、FCU色々試しましたが、どうしても無茶なセミオート(1ゲームで300連2マグ~3マグ)撃つような事もあるカラシ。
色々壊れたり、壊したり、無茶してきました。


このMERF3.2は、2年以上、使って来ましたが、全然問題がありません。

けっこうゲーム中に動いて擦り傷が入っていますね、、、。
今までこんなに耐久性の高いMOSFETはであったことがありません。

ただ、弱点もあって、銃についているスイッチを使用するので、やはりスイッチ寿命が来たらダメなのと、トリガープルが長目です。
ただ、ここも、うまくスイッチをチューニングしたりすることでかなり改善されます。


特にMERF3.2や、NanoHARD、そしてWARFETの3種類に限って話をすれば、わざとショートさせたり、ギアロックしても壊れません。
(電子部品知識の高い型の監修の下行っています。万が一真似して壊れても、、、、補償対象外になるので、お薦めしません。)



基本的には電子基板なので以下は注意しないといけないですが、、、。
「曲げない・無理に狭い場所に入れない・取扱の際は力を入れない」
「衝撃を加えない:落とさない」
「水に濡らさない」
「直射日光が当たる、高い温度になる場所:フィールドのガンラック、車の中等に放置しない」
「モーターの近くに置かない:磁力を強く発生する所に置かない」

等々、気を付けてパソコンと同じように大事に使えば長持ちしてくれます。

惚れこんで使ってます。
過去のブログでもチョイチョイご紹介させてもらっていますね。


ただ、色々種類があって、
「どれを選べば分からない、お勧めを教えてください」
という事を良く聞かれます


■基本的にはサイズ・代表的な機能で選べばよいと思います■

WARFET サイズ:56x20x9mm (公称値)
(デジタル回路・プリコック・1~5発のバースト・故障時の自己診断・アクティブブレーキON/OFF等々)

MERF3.2 サイズ:約69.7×19.7×10.2mm(凸面最大値)
(デジタル回路・3発バースト・スマートトリガー・アクティブブレーキ等々)

NanoHARD サイズ:約52.1×19.7×8.9㎜(凸面最大値)
(デジタル回路・スマートトリガー・アクティブブレーキON/OFF)

PicoAAB サイズ:5x10x30mm(メーカー公称値)
(デジタル回路・アクティブブレーキ付世界最小電動ガン用MOSFET)

PicoSSR3 サイズ:4x6x21mm
(アナログ回路・世界最小MOSFET)

WARFETについている、プリコックは、セミオート連射には向きません。
弾を発射した直後にピストンが下がるため、何発も連続で撃っていると、タイミングがずれ、BB弾が発射しきる前にピストンが下がる場合があります。
この時、弾道が不安定になります。
また、メカボックスに大きな負荷がかかるので、セミオート連射時はプリコックOFF、アクティブブレーキONがお薦めです。


ここのページに機能一覧表があるので、確認下さい。


今回のブログ、個人的に使っていて、お勧めなGATE製、MOSFETを以下に書きます。

■バッテリー電圧で選ぶ場合■
メカボックスをきちんとチューニングしていて、リポバッテリー使ってない人は少ないと思いますので、リポバッテリー使用前途で。

7.4Vのリポの場合
基本、GATE製品は何でも使えます。
ただ、2000mAh以上のバッテリーで、120%以上のスプリングを使う場合はPicoSSR3、PicoAABだと容量不足感があります。
モーターの消耗が気になる場合はアクティブブレーキON/OFFができるWARFETや、NanoHARDを使います。

11.1Vのリポの場合は
WARFET
NanoHARD
MERF3.2
がお薦めです。
特にNanoHARDと、WARFETは回路保護機能が一番充実しているので、安全対策を重点的に考えられるなら、この2機種がお薦めです。


また、それぞれの味があるので、同じメカボックスでも、使い分けして、フィーリングの良いものを見つけるのも楽しいです。
いずれの電圧にせよ、MOSFETせっかく入れるなら、軸受けをメタルに、ギア・ピストン歯も強化タイプのものに交換するのがお薦めです。
アクティブブレーキ付の物、プリコック付の機種を使う場合は必須です。(プラ軸受だと耐え切れません)
もしくはマルイだったらHC用のメカボックス等を使えば、最初からシンタードアロイの軸受が付いているのでOKです。



■銃のタイプごとで選ぶ■
マルイのSTD、M933 M733 M4A1やM16,XM系
次世代のM4A1 
ミニバッテリーがハンドガード内に入るタイプ
ラージバッテリーが入るタイプ
M16A1VN、MP5A4やMP5SD4、M14等のタイプ

MERF3.2をはじめ、すべてのGATE製のMOSFETは銃側の配線交換と小加工で入ります。






MP5KHCには、スティックタイプのリポ+Tコネクターの加工でNanoHARDが入ります。
PicoAABやPicoSSR3良いですが、1ゲーム240連マガジンを撃ち切るぐらいの使い方だや、ゴリゴリの流速、スプリング120%以上のもので連射していると、すこし容量不足感があります。





■カラシタカナ MP5K関係記事■
2015/04/30 お久しぶりクルツいぢり
2014/09/05 MP5KHC FET化
2014/03/07 クルツ+SBD
2014/03/04 燃えよ、クルツ
2014/02/27 TM MP5KHC 2
2014/02/25 TM MP5K HC 分解

ノーマルのMP5KやMP5PDWの場合は、結構厳しいです。
110%以下のスプリングやシリンダーノズル絞っていない場合ならば、PicoSSR3で良いでしょう。

ステアーやP90については、元々性能が高いのと、モーターの近くに設置になるので、アナログのPicoSSR3がお薦めです。
カラシもずっとP90にはPicoSSR3を使っています。取り付けの記事はこちら。
しっかりメカボックスをチューニング・メンテすると、ピストンが少し後退した位置で止まってくれるため、セミのレスポンスもイイです。





89式CYMAのAK、M4のバッファーチューブ内に設置等々、スペースが少ない場所に入れる場合。
この場合はPicoSSR3か、PicoAABの2択になります。
この2種類は、サイズが非常に小さいので、小加工で取り付けできます。
ただ、ヒューズを必ずつけないといけないので、純正のヒューズをそのまま使うか、車用の小型を加工して使うと良いでしょう。
もしくは銃側をうまく加工すればほかの大きな機種も取り付け可能です。
この場合も、バッテリーは1400mAhの7.4Vぐらいに限られてしまうのですが、、、。
外付け等の加工をすればなんでも入りますが、MOSFET自体を外に出すのは、上記のデリケートに扱うという部分でお勧めはできません。

電動ハンドガンには間違いなくPicoSSR3です。
電ハン用のリポバッテリー(7.4Vの500~550mAh程度のもの)なら、定期メンテして使うならばヒューズレスでも大丈夫です。
ギアロック等が心配な方は、ヒューズを必ず取り付けください。
電拳さんのページに掲載されていますので、ご参考くださいね。
ヒューズの取り付け方
PicoSSR3、自作FETの取り付け
安く上げたい!という人は、自作で良いと思います。


また注意しなければならないのは、最終的に必ずMOSFET入れればすべて良い!という場合でもなくて

MOSFETって結局最後にたどり着く場所であり、
メカボックスがきちんと仕上げられる
定期的にメンテナンスを必ず行う
銃でないとあまり意味がありません。
あくまで最上級者向けです。

モーターのブラシ部分にカーボンが蓄積されたり、モーターの端子部分の被膜が破れたり等々
ギアのシム調整が上手く行っておらず、モーターが大きく発熱したりする場合等々
すると、MOSFETの安全装置が働いて止めてしまったりします。

また、

1ゲーム1000発~以上フルオートでガシガシ撃つような使い方なら、スイッチバリカタ・スイッチハリガネで良いと思います。
これは、フルオートでガー!っと撃ってしまうと、GATEのMOSFETの場合、安全対策で自動的に銃を止めてしまう場合があるからです。
また、スイッチ部分が消耗しきる前にメカボックスの寿命が来ます。

逆に言えば

「俺はバリバリメカボックスいじれる絶対の自信がある!」


という人に:

銃本体のチューニング状況
モーターの種類
バッテリーの種類
MOSFET自体との相性
等々で色々仕上がりがガラリと変わってきます。

普通の電動ガンチューニングに飽きたら、、、GATEのMOSFETお勧めです。
ものっすご面白いですよ。