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Posted by ミリタリーブログ at

2017年08月21日

バレルコーティング

バレルのコーティングのお話。


真鍮バレルは、空気に触れていると、段々酸化していきます。

特にインナーバレルの内部は、砂埃や、シリンダーからの油分、BB弾が通過していく過程で起きるカス等が段々蓄積されてきます。

バレル研磨しても、段々と性能は下がってきます。
これは致し方ない事です。

しかしながら、これを長持ちされる方法があります。

車のボディーも、洗車して、傷消ししただけでは、すぐに汚れてしまいますよね?
昔はワックスをかけたりしていましたが、今はポリマー系のワックスや、ガラスコート等があります。

バレルも然り。
見た目は輝いていても、微妙に凹凸はあるのです。
(逆に言えば、革靴なんかでもそうですが、この凹凸が乱反射して、輝いているように見えているのです)

なので、コーティングは有用です。
カラシもいろいろなものを試してきました。

結構高いケミカルなんかも使ったりしましたが、最近はトップ画像の安いものを試しています。
こいつも結構良いです。

使い方

今回の餌食はHK45タクティカルです。

一回全バラして、グリスアップして、バレル研磨。
部品とかはすべてノーマルで使ってます。

ノーマルで十分です。30mでヘッドショット可能です。

バレル分解して


まずはインナーバレル内部をしっかり脱脂洗浄します。

で、ティッシュで”こより”を作って、さっきのポリマーコーティング剤を作ったこよりに染み込ませて

バレルの中を通します。

その後2回ほど、またティッシュでこよりを作って優しく乾拭き。

ピッカリじゃい!

長物の場合は、キムワイプ1枚を4つに切って、クリーニングロッドに巻き付けてやると良いですよ。

なんでわざわざ、、、と思う人も居ますが。
やるとやらないのでは結構違います。

しっかりコーティングして、次回分解すると
汚れが少なかったり
ホップ窓部分のBB弾の傷が少なかったり
ずーっと使ってても、初速の落ちがあんまりなかったり

個人的には「結構恩恵あるなぁ」と思って、やってます。

コーティング剤にも
ガラスコーティング
カルバナオイル
ポリマーコート
高いケミカル類
等々色々な種類があるので、メンテナンスの頻度に合わせて、好みを見つけてみるのが良いかもです。

カラシは結構分解してしまう方なので、、、。
安くて、結構効果があればそれでよい!
と思って、自分の車に使ってみて、「結構結果がいいやつ」済ませてます。

いや、値段出して、高いやつの方が仕上がりはもちろんベターですよ。

ま、車のケミカルも、日進月歩ですから、、、。
新しいものをどんどん使ってみたいっていうのもあります。(笑)

コート前

コート後

コーティングしても、初速なんて誤差の範囲程度ですが、、、。

でも、バレル掃除すると、結構汚れ方が違う!
そんな感じでやってます、ハイ。(笑)  


Posted by カラシタカナ at 17:51Comments(4)カスタム関係雑記メンテナンス研究開発