2014年12月26日
リポバッテリー考
リポバッテリー。
色々な種類がありますが、今回LAYLAXさんから新発売のPSEリポ!をエチゴヤ空港店さんで買ってみました。
何で?カラシET-1とか持ってるじゃん?と思われるかもしれませんが、、、。
経験上、ET-1は半年ぐらいでお陀仏になります。
こいつも買ってまだ4か月ぐらいですが、ふくれて来て、満充電でも8.2Vぐらいまでしか充電しなくなりました。
キッチリ電圧管理して、7.6V以下まで撃ったことはないんですが、、、。
(般若心経で言えば”ぎゃーてーぎゃーてー”言っているぐらいの状態。)
最近のメインはフジクラさんのバッテリーを使っています。
こいつは高出力(Cレートが高い)ので、カラシの好きなマルイ700モーターでもバッキバキに撃てます。
そして、上記のET-1さんと同時期に買ったにもかかわらず、ずーっと性能が落ちてません。
フジクラさんのリポ、ちゃんとPSEマークついてます!
PSEってなんじゃらほい?って話ですが。
日本には電気用品安全法という法律があって、申請や管理は経済産業省の管轄になるんですが。
ちょいと小難しいっす。
ものっすご端的に話をすると、このPSEを取得しないと安易に蓄電池(バッテリー)は安易に輸入・製造・販売するとやばいよ!って話です。
ただ、ホビー用の蓄電池(バッテリー)に関しては現状野放しの状態。
これは
・PSE規制対象が単電池の体積エネルギー密度400Wh/l以上であること。
・出力電圧検査の方法を技術基準に規定していない。
等々
で、電動ガン用のリポバッテリーは実際、PSE取らなくても、輸入・販売は可能なんです。
ただ、やはりPSE基準で品質検査をしているか否かで大きく製品の製造工程は変わります。
PSEを取得できるラインや書式を整備できる工場で作ったバッテリーなのかそうでないのか?
作り手で品質は大きく左右されます。
きちっとPSEが取れたり、ISOとか持っている。
フローチャート作って、製品が安全であることかの検査ができる体制を作れる工場は、材料のソーシングから、組み立て、出荷前検査までちゃんとしてます。
ソーシング、工程が違うから、同じ製品でも、”品質の違い”が大きいんです。
ラーメン屋も、おいしい店と、おいしくない店あるでしょ?
そんな感じ。食べてみらんとわからんけどね。
現状として、リポバッテリーで東京等の都市部でいくつか発火・火災の事例があり、今後ホビー用・小型のリポ蓄電池にもPSEが適用されていくことだと思われます。
すでにPSEを取得しているリポバッテリーは安全への対応が他社に比べて先駆けているので、信頼できる品質の製品だと言えます。
実際、カラシのケースは
ET-1のリポも、フジクラのリポも同時期に買いましたが。
ET-1は上記のように4か月ぐらいでかなり性能が落ちている状態。
フジクラは全然まだまだ大丈夫よ!の状態。
大体ET-1製はどのサイズのものも4か月~1年未満でスペックがどんどん落ちてきます。
ただ、ET-1にも長所はあります。
それはCレートが低いので、スイッチが他のリポバッテリーに比べ焼けにくい。
焼けにくい!と言っても、焼けますが、、、。(写真はバリカタ無しでET-1使ってたP-90)
スイッチ焼けはスイッチバリカタとか、FETとか付ければ改善できます。
どちらにしろ、リポバッテリーはスイッチ焼けますから。
なので、Cレートの高いバッテリーでレスポンスの高い銃使った方がサバゲやってる時のアドバンテージは大きいです。
SBDにも色々種類がありますが、リポバッテリー用に設計されたものの方が安心です。
スイッチバリカタは7.4Vのリポ、スイッチハリガネは11.1Vのリポに最適です。
しかも、上記のPSEマークの製品と同じように、工程を吟味して、きちっとした出荷前検査を行っています。
バリカタは携帯電話や自動車、航空宇宙産業関連の電子部品製造のノウハウを活かして作られています。
カラシは普通電化製品買う時にはPSEやS-JET、TUVとかの認証が付いているかどうか気にします。
リポバッテリーについてはあまり気にしませんでしたが、じつは性能という形で結果になってきたので、やはりこの辺は差が出てくると思いますよ。
使う視点からいくと、
リポバッテリーは電圧管理だけしておけば、普通に使えます。
電圧チェックはこまめに!
カラシも最初”リポ危ないんじゃないの?”とビクビクしていましたが、マッチ先輩に進められて一度リポ使うともう抜け出せません。
ほったらかしは絶対ダメなので、しっかり自己管理しながら、付き合えばとってもいいバッテリーですよ。
ライラクスさんのPSEリポ、外観がカッコいい!
完全なジャケ買いでしたが、性能もばっちりです。
フジクラさんと同じくらいのCレートなので、ブリー!っとフルオートも元気いっぱいです。
外観が黒なので、M4とかM16系のハンドガードに入れても、目立ちませんし、これ、良いですわ。
性能の高いものは、外観も美しいと思います。ライラクスさんのリポ、買ってよかった。
さらに性能を引き出すために!
カラシは電動ガンのコネクターはすべてT型にしています。
これはタミヤ型(マルイさんのノーマルタイプ)に比べて
・通電性が高い
・コネクター部分の熱損失が少ない。
・コネクター部分が頑丈で、度重なる脱着でも破損しにくい。
・+と-を間違えにくい
という点で、これまた太宰府の虎に薦められ、気に入って使っています。
チヤッチャとはんだすればすぐに付けられるので、手軽なチューンです。
回転数も0.5~1ぐらい上がりますよ。
注意としては、必ずプラス、マイナス片方ずつ処理していくこと。
コードを2本とも、一緒にぶった切ると、火花が飛んで大事故になるので、注意です。
まずは+から。コードを適当な長さのところで切ります。
バッテリー側の+線と、Tコネの+側にはんだを盛ります。
熱収縮チューブを入れて。
はんだ付け。
ハンダは熱しすぎると”ねばり”が出て、取り付けしにくくなります。
作業前に十分はんだを熱して、はんだ付けする時は”サッと”するのがうまくやるコツです。
さっき入れた熱収縮チューブではんだ部分を覆い、ライターであぶって+部分は完成です。
マイナス部分も同じ要領で取り付けましょう。
収縮チューブを忘れずに入れて!φ3.5~5㎜ぐらいのものが適当です。
あとは熱収縮チューブ付けるだけ!
意外と簡単です。
これだけで結構性能上がります。
Tコネクターの過去記事。
昔は2本ぶった切って、片方に絶縁テープしてたけど、1本ずつ作業するほうが安全ですね。
という事で。
リポ+Tコネクター+スイッチバリカタで、かな~り電動ガンの性能上がりますので。
お正月休み、暇な時は、家でカスタムするのもまた楽しいです。
色々な種類がありますが、今回LAYLAXさんから新発売のPSEリポ!をエチゴヤ空港店さんで買ってみました。
何で?カラシET-1とか持ってるじゃん?と思われるかもしれませんが、、、。
経験上、ET-1は半年ぐらいでお陀仏になります。
こいつも買ってまだ4か月ぐらいですが、ふくれて来て、満充電でも8.2Vぐらいまでしか充電しなくなりました。
キッチリ電圧管理して、7.6V以下まで撃ったことはないんですが、、、。
(般若心経で言えば”ぎゃーてーぎゃーてー”言っているぐらいの状態。)
最近のメインはフジクラさんのバッテリーを使っています。
こいつは高出力(Cレートが高い)ので、カラシの好きなマルイ700モーターでもバッキバキに撃てます。
そして、上記のET-1さんと同時期に買ったにもかかわらず、ずーっと性能が落ちてません。
フジクラさんのリポ、ちゃんとPSEマークついてます!
PSEってなんじゃらほい?って話ですが。
日本には電気用品安全法という法律があって、申請や管理は経済産業省の管轄になるんですが。
ちょいと小難しいっす。
ものっすご端的に話をすると、このPSEを取得しないと安易に蓄電池(バッテリー)は安易に輸入・製造・販売するとやばいよ!って話です。
ただ、ホビー用の蓄電池(バッテリー)に関しては現状野放しの状態。
これは
・PSE規制対象が単電池の体積エネルギー密度400Wh/l以上であること。
・出力電圧検査の方法を技術基準に規定していない。
等々
で、電動ガン用のリポバッテリーは実際、PSE取らなくても、輸入・販売は可能なんです。
ただ、やはりPSE基準で品質検査をしているか否かで大きく製品の製造工程は変わります。
PSEを取得できるラインや書式を整備できる工場で作ったバッテリーなのかそうでないのか?
作り手で品質は大きく左右されます。
きちっとPSEが取れたり、ISOとか持っている。
フローチャート作って、製品が安全であることかの検査ができる体制を作れる工場は、材料のソーシングから、組み立て、出荷前検査までちゃんとしてます。
ソーシング、工程が違うから、同じ製品でも、”品質の違い”が大きいんです。
ラーメン屋も、おいしい店と、おいしくない店あるでしょ?
そんな感じ。食べてみらんとわからんけどね。
現状として、リポバッテリーで東京等の都市部でいくつか発火・火災の事例があり、今後ホビー用・小型のリポ蓄電池にもPSEが適用されていくことだと思われます。
すでにPSEを取得しているリポバッテリーは安全への対応が他社に比べて先駆けているので、信頼できる品質の製品だと言えます。
実際、カラシのケースは
ET-1のリポも、フジクラのリポも同時期に買いましたが。
ET-1は上記のように4か月ぐらいでかなり性能が落ちている状態。
フジクラは全然まだまだ大丈夫よ!の状態。
大体ET-1製はどのサイズのものも4か月~1年未満でスペックがどんどん落ちてきます。
ただ、ET-1にも長所はあります。
それはCレートが低いので、スイッチが他のリポバッテリーに比べ焼けにくい。
焼けにくい!と言っても、焼けますが、、、。(写真はバリカタ無しでET-1使ってたP-90)
スイッチ焼けはスイッチバリカタとか、FETとか付ければ改善できます。
どちらにしろ、リポバッテリーはスイッチ焼けますから。
なので、Cレートの高いバッテリーでレスポンスの高い銃使った方がサバゲやってる時のアドバンテージは大きいです。
SBDにも色々種類がありますが、リポバッテリー用に設計されたものの方が安心です。
スイッチバリカタは7.4Vのリポ、スイッチハリガネは11.1Vのリポに最適です。
しかも、上記のPSEマークの製品と同じように、工程を吟味して、きちっとした出荷前検査を行っています。
バリカタは携帯電話や自動車、航空宇宙産業関連の電子部品製造のノウハウを活かして作られています。
カラシは普通電化製品買う時にはPSEやS-JET、TUVとかの認証が付いているかどうか気にします。
リポバッテリーについてはあまり気にしませんでしたが、じつは性能という形で結果になってきたので、やはりこの辺は差が出てくると思いますよ。
使う視点からいくと、
リポバッテリーは電圧管理だけしておけば、普通に使えます。
電圧チェックはこまめに!
カラシも最初”リポ危ないんじゃないの?”とビクビクしていましたが、マッチ先輩に進められて一度リポ使うともう抜け出せません。
ほったらかしは絶対ダメなので、しっかり自己管理しながら、付き合えばとってもいいバッテリーですよ。
ライラクスさんのPSEリポ、外観がカッコいい!
完全なジャケ買いでしたが、性能もばっちりです。
フジクラさんと同じくらいのCレートなので、ブリー!っとフルオートも元気いっぱいです。
外観が黒なので、M4とかM16系のハンドガードに入れても、目立ちませんし、これ、良いですわ。
性能の高いものは、外観も美しいと思います。ライラクスさんのリポ、買ってよかった。
さらに性能を引き出すために!
カラシは電動ガンのコネクターはすべてT型にしています。
これはタミヤ型(マルイさんのノーマルタイプ)に比べて
・通電性が高い
・コネクター部分の熱損失が少ない。
・コネクター部分が頑丈で、度重なる脱着でも破損しにくい。
・+と-を間違えにくい
という点で、これまた太宰府の虎に薦められ、気に入って使っています。
チヤッチャとはんだすればすぐに付けられるので、手軽なチューンです。
回転数も0.5~1ぐらい上がりますよ。
注意としては、必ずプラス、マイナス片方ずつ処理していくこと。
コードを2本とも、一緒にぶった切ると、火花が飛んで大事故になるので、注意です。
まずは+から。コードを適当な長さのところで切ります。
バッテリー側の+線と、Tコネの+側にはんだを盛ります。
熱収縮チューブを入れて。
はんだ付け。
ハンダは熱しすぎると”ねばり”が出て、取り付けしにくくなります。
作業前に十分はんだを熱して、はんだ付けする時は”サッと”するのがうまくやるコツです。
さっき入れた熱収縮チューブではんだ部分を覆い、ライターであぶって+部分は完成です。
マイナス部分も同じ要領で取り付けましょう。
収縮チューブを忘れずに入れて!φ3.5~5㎜ぐらいのものが適当です。
あとは熱収縮チューブ付けるだけ!
意外と簡単です。
これだけで結構性能上がります。
Tコネクターの過去記事。
昔は2本ぶった切って、片方に絶縁テープしてたけど、1本ずつ作業するほうが安全ですね。
という事で。
リポ+Tコネクター+スイッチバリカタで、かな~り電動ガンの性能上がりますので。
お正月休み、暇な時は、家でカスタムするのもまた楽しいです。