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Posted by ミリタリーブログ at

2015年03月23日

AKマガジン整備 ケミカルまみれ


マルイ ベータスぺツナズや、AK47HC等に付いているこの250連ショートマガジン。

こいつは結構ノーメンテでもブリンブリン給弾してくれます。

ただ、やっぱりメンテして長持ちさせて、大事に使いたい、そういう気持ちでいつもチマチマ整備しています。

ブログご覧の整備の際の参考にカラシなりの整備方法をこちらで紹介させて頂きます。

まずはこのレシーバーにひっかける部品のピンを細いドライバー等で抜きます。



すると、この金属パーツを前に引き抜くことができます。


引き抜いたら、マガジンから給弾ユニットが引き出せます。



このワッシャーを細いドライバーでゆっくりと、真ん中に引っかかっている部分に上に向けてテンションをかけながら外します。




次に、赤丸で示した4か所のビスを外します。


すると、給弾ユニットをモナカに割る事ができます。


このバネと歯車が一緒になった部分を取り出し、フタを開けます。



で、普通はシリコンオイルを注入するんですが、カラシは
【バネの部分】:(金属同士が触れ合う場所)にはゾイルスプレーというのを使います。


【バネ以外の部分】:(金属とプラスチック または プラスチックとプラスチックが振れある場所)には
同じくゾイルのラバーグリスというのを使っています。


ゾイルのラバーグリスは最近使い始めたのですが、
・シリンダー内・ピストン・スプリングガイド・ピストンレール等にも使える万能グリスです。

前はWAKOSのSGシリコングリースを使っていましたが、(粘度が)固すぎるような気がします。
(抵抗になっている感があります)
実際、WAKOSのSGから、このゾイルに変えたら、スタンダード電動ガンで、初速が3~5くらい上がりました。

6000発ほど撃ってから、見ましたが、油面切れも無いようで、じつは電動ガン、そんなにグリスの粘度要らないんじゃないか?と最近考えています。
油問題は、オヤジGUNさんともメールでやりとりしたことがあるのですが、人それぞれですから何ともですね。

私はこのゾイルのラバーグリス、使ってみてイイ!と思います。
ピストンのOリングは色々使いましたが、マルイのノーマルが一番ですね。
このマルイのOリングも、ゾイルラバーグリスを使うと消耗が少ない気がします。

まあ、ゾイルのラバーグリスはバイク乗っている人ならよく知っているものですね。
結構昔からあります。
ブレーキのピストン入れるときに使ったり、アクセルシャフトのラバーカバーと金属カバーが振れあう部分や、フロントフォークなんかに薄く塗布するととてもいいです。

ますは金属同士が触れ合う、このバネの部分。


バネのバームクーヘンみたいになった部分に、ゾイルスプレーを押し込むように塗布します。
そのほかの部分はラバーグリスです。

プラとプラが触れ合う部分にもラバーグリスです。
しっかり洗浄してから塗布しましょう。


ピンク色でなんかムラムラっとした気持ちになります。


動く部分にグリスを塗りながら組み立て。

ゼンマイを取り付けます。

バネと外側のケースが当たるような所にもちゃんとラバーグリスを薄く塗布しておきます。
塗りすぎると、給弾時にBB弾についてしまうので、BB弾が通る場所に塗らないように十分注意しましょう。

バネのケースのフタを閉めて。


大きなカバーを戻します。

この時、給弾口のフタも忘れないように取り付けましょう。



グリスを塗って、ワッシャーを戻して、ねじを戻せばユニットの完成です。


あとはマガジンケースに戻すだけですね。

マガジンも消耗品ですが、しっかりメンテすれば、それだけ長く使えます。
カリカリゼンマイを巻く時もスムースになるので、お勧めですよ。  


Posted by カラシタカナ at 18:26Comments(2)カスタム関係メンテナンス研究開発