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Posted by ミリタリーブログ at

2015年09月07日

VSR-10 ホップ回り変更(手先の器用な人向け)


カラシタカナのVSR-10 プロスナイパー

静岡のコンバットドールさんでチューニングしてもらいました。

レンジアップチャンバー加工     0.25~0.28g対応 0.25gにてフラット弾道) 
インナーバレルテーパー加工・仕上げ 
レシーバー・アウターバレル取付補正 
ストック、アウターバレルの共振防止 
シリンダーヘッドノズル等加工    
(ノズル内径 3.0mm ヘッド裏面リードバルブ対応テーパー)
ピストンヘッド 穴あけ加工     
(2.0mm4つ穴)
ピストンウエイト調整 
スプリングガイド ダンパー調整
シリンダースリット仕上げ直し   

が施されています。

大変細かい作業が実直に施されており、さすがだなと思います。
ノズルの音も、ノーマルのGスペックと同等の静かさ。
良く飛び、良く当たります、全く不満はありません。

銃自体はもういじるところはありません。

レンジアップで0.25での飛距離・集弾性はノーマルに比べ飛躍的に伸びています。
ただ、今回は40mにピンポイントを絞り、なおかつ0.28gでの集弾性をもう少し見つめなおしてみたいなと思いました。

0.25gを中心にボルトを使っていますが、最近は0.28を使う事が多いです。
0.28gの方が風の影響を受けにくいので、、、。

やはり電動の方が全然ゲームをする上では「楽」です。


カラシもこれまで色々なホップアップをVSRに試してきました。
最終的には迷宮に迷い込み、、、、。


今回コンバットドールさんで調整してもらったわけです。

せっかくいじってもらったんですが、コンバットドールさんでいじってもらったのをヒントにちょっと自分なりに色々試してみようと試みました。
(これが苦難の始まりだった、、、。)


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①SPC(スナチャン)入れてみる
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電動ガンでバッチリの、スナイパーチャンバーパッキンを入れてみました。


電動ガン用の虫ゴムをちょっと短くして、、、。


電動ガンと同じようにスナチャンを入れるわけです。


結果、、、、NG!
集弾性大幅にダウン。

原因としては
「スナチャン(金具)の固定が安定しない」

スナチャンのj横がスカスカなんで、、、横方向に動いてしまうわけですね。
やっぱりダメだったか、、、。(笑)




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②自作ホップアップ:ミルクレープ的仕様
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ドトールのミルクレープを知っていますか。
甘くておいしい、コーヒーや紅茶にベストマッチ。

もしくは佐賀錦的な1㎜のゴム板の層を積み上げて、ホップを盛り上げていこうじゃないかという取り組みです。


ゴム板をマンターゲット型にくりぬき。(VSRのホップレバーにハマる形状)
上手くできるかは、、、貴方のデザインカッターの腕次第です!


瞬間接着剤で積層




最後にもう一枚(1㎜)積層して、最終的には高さ3㎜で調整。

そして、”どんぴしゃ”や”猫ホップ”のような抑えにしていきます。
ホップアームの突起を見ながら、バレルの中心に合わせ、リューターで「溝」を掘っていきます。


元々のVSR-10の集弾性はこのホップアームの突起+チャンバー形状なのです。
これにホップを強くかけられるようにサポートするのが今回からの仕様の狙い。

経験上、フラットパッキンよりも「溝有り」の方が40m以上を狙う場合は当たると思います。
(作業する方の腕次第ですが!)


溝完成!



結果、、、かなりGOOD!
駄菓子菓子!

200発ほど撃っていると、、、、だんだんとホップアップが安定しない、、、。
ちょいホップのかかり方にバラツキが出てきている感じ、、、。



見てみると(チェックのために外しているノーマルチャンバーで検証)

ミルフィーユの積層が少し変形をもたらしております。
ピザの斜塔状態です。

これは接着がちょいダサかったせいですね。
ただ、構造的に3枚もゴムを重ねたら歪みが出てしまいまうのは致し方無いかなと。

ただ、しっかり接着すれば大丈夫です。
しっかりゴム同士を接着するなら自転車のタイヤチューブのパンク修理用、「ゴムのり」が良いでしょう。


ならばっつ!


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③自作ホップアップ:ソリッドラバー
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積層部分が免震構造的にゆがむならばさ!

ソリッドに逝こうじゃないの!

カート・ラッセルの筋肉みたいなの作ってやろうじゃないか!というのが今回のもくろみ!



前回のミルフィーユ作戦で厚みは分かった!
厚みは3㎜だよ。


前回のミルフィーユ試作品を見ながら3㎜のゴムブロックを切り出し。

ホップラバーの突起の形状をくりぬきます。



ぴったりオートクチュール、ハウスマヌカンアイテム。


で、このまま組んだら、ただのフラットパッキンなので、、、。


ミルクレープ仕様と同じように「ミゾ」掘り込み。


手前を深めに、奥側を浅めに作ってあります。
「どんぴしゃ」の形状を参考にしています。

写真では伝わりにくいので、手書きピクチャーで!


ホップラバーの突起の上のシート部分はきれいに1㎜厚になるようにしないといけません。
これが難しい。


デザインカッターの腕が無い人にはお勧めしません!(笑)



で、何回も開け閉めしているこのチャンバーブロックのねじがヤレていていたので同サイズのねじに交換。
ねじもきちんとエッヂが立ったものを使いましょうね。

そんなこんなで、、、。
実射!


スゲー当たります。

いい感じ。
今までにないフラットな弾道と、スコープのレティクルの中心に弾が吸い込まれるようなこの感じ、、、。

あと、組み込み時はきちんとバレル、チャンバーがノズルの中心に来ているか、注意しながら組み込みしてくださいね。
これがあっての基本集弾性。

ずれるとどうしようもないです。
カラシはチャンバーブロックとチャンバーの間にアルミテープを貼ってクリアしています。




カラシも色々社外品のパーツぶち込んだり、色々していましたが、、、今の所、こいつが一番当たります。
無風状態なら、46m先のコーラの350mlの空き缶に、5発中3発は当たります。
今度時間があるときに動画でも撮ります。

色々チューンアップのパーツは買えば手に入ります。
ただ、売っているチューンアップのパーツで物足りない場合は、自分で色々作ってみるのもいいものですね。

結局人と同じ事をしても、同じ結果にしかなりません。
人と違う結果を求めるときは色々自分で試してみるしかないです。

昔、それこそパーツがそんなに無かった時代はこうやって色々自作していました。

この抑えゴム、、、「もう一回作って!」て言われると、無理かもしれません。
欲しいという人が増えたら型起こして量産しようかな、、、。  


Posted by カラシタカナ at 14:45Comments(6)カスタム関係メンテナンス研究開発