2015年09月11日
M4 CRW HC チューニング ③ 完成編
さてさて、2日間にわたっていじってきた東京マルイM4 CRW
ついに完成編!です!
今回、ノーマルギアをそのまま使います。
マルイのHCシリーズのギアは結構耐久性が高く、精度も高いので、大好きです。
歯ブラシとパーツクリーナーで純正のグリスをしっかり落とします。
シュルシュル、抵抗なく回ります。
セクターギアは、この綿棒の先に示している、タペットプレートを下げる突起の部分をしっかり磨きましょう。
綿棒+ピカールでサササ!っとストローク回数多め、チカラ弱めに磨いていきます。
ギンギラギンギラギンにさりげなくぅ~♪
ギアをすべて洗浄し終わったら、皆さん大好きなシム調整です。
メカボックスのねじを締めて、各ギアの軸のアソビ(出っ張ったりする動き)を確認します。
写真真ん中の、スパーの軸の動きを写真に撮ってみました。
マルイノーマルのシム調整はこんな感じです。
あと0.2㎜ぐらい、シムを足した方が良いですね。
むやみにシムを入れれば良いというものではありません。
各ギアが確実に、深く重なり合うように、なおかつストレス・干渉なくお互いのギアが動かないといけません。
こればっかりは経験値、、、です。
ちゃんとできるまで何回も繰り返しましょう。
しっかりシム調整すれば、HC純正のギア、軸受けでこれくらいは回ります。
スムースですねっ!
シム調整後のスパーギアの遊びはこんな感じです。 0.1㎜ぐらいでしょうか。
何度もメカボを開けたり、閉めたりしながら、ベストなシム調整を目指しましょう。
シム調整が終わったら、再度メカボを開いて
セレクタープレート入れて
カットオフレバー入れて
スイッチ入れてセーフティーバー入れて、トリガー入れて
各ギアをグリスアップすれば、駆動系は完成ですね。
結構疲れました、、、。
一服して、今度はシリンダー・ピストン関係です。
HCシリーズのシリンダー、結構この穴の部分にバリがあります。
昔クルツでもあったような、、、。
しっかり1000番のペーパーで角を落として、最後にピカールで磨いています。
お願いしますって!
シリンダーヘッドはしっかりザグッて、シールテープで気密UPします。
HCなのですが、、タペットプレートはA2と共用なんですね。
シリンダーにグリスはこのくらい塗ります。
小豆2個分くらい?ですかね。
しっかり、満遍なく伸ばして、ピストンを組み付けます。
ピストンヘッドはカラシ定番の2.5㎜穴×4個です。
結構燃費が上がります。
気密をしっかり確認。
しっかりピストンが空気を圧縮しそうです!
今回入れる社外品のカスタムパーツは2つのみ。
社外110%スプリング
社外ベアリングスプリングガイド
以上。
グリスUPして組み付け、いよいよメカボックス完成です!
イエー!
で、バレル。
ホップ窓の処理が、、、だったので、綺麗にやり直しました。
シールテープでここも気密UPです。
組み付けて完成!
アウターバレルとのガタ取にアルミテープを1巻き巻いてます。
これで集弾性UPかも、、、、。
昨日愛情込めて馴らししたモーターと、取り付けたバリカタも、グリップのスペースの隙間にきっちり収めます。
スイッチバリカタは大変小さいので、取り回しが非常に楽ですね。
でっつ!実射!
0.2g セミバイオBB
いつも弾速計の画像ばっかりなんで今日は動画、撮りましたよ!
良いでしょ⁉
という事で、3回に分けてお送りしてきた東京マルイM4 CRW
なんかガーっと③回目になって2次加速的な加速を見せて終わりましたが、皆さんの参考になればと思います。
ノーマルのギア、ピストンでも、このくらいの初速とセッティングしておけば、2万~3万発は持ちます。
「音がうるさくなったな」とか「初速が5以上落ちた」となると再セッティングのサインですので、そのくらいにまたメカボ開けて調整を繰り返せばかなり長い間お付き合いできる銃になると思います。
何より、マルイのM4 CRW、軽いし、良く飛び、よく当たる、良い銃です。
使い勝手も良く、フィールドも選ばず、活躍してくれます。
ついに完成編!です!
今回、ノーマルギアをそのまま使います。
マルイのHCシリーズのギアは結構耐久性が高く、精度も高いので、大好きです。
歯ブラシとパーツクリーナーで純正のグリスをしっかり落とします。
シュルシュル、抵抗なく回ります。
セクターギアは、この綿棒の先に示している、タペットプレートを下げる突起の部分をしっかり磨きましょう。
綿棒+ピカールでサササ!っとストローク回数多め、チカラ弱めに磨いていきます。
ギンギラギンギラギンにさりげなくぅ~♪
ギアをすべて洗浄し終わったら、皆さん大好きなシム調整です。
メカボックスのねじを締めて、各ギアの軸のアソビ(出っ張ったりする動き)を確認します。
写真真ん中の、スパーの軸の動きを写真に撮ってみました。
マルイノーマルのシム調整はこんな感じです。
あと0.2㎜ぐらい、シムを足した方が良いですね。
むやみにシムを入れれば良いというものではありません。
各ギアが確実に、深く重なり合うように、なおかつストレス・干渉なくお互いのギアが動かないといけません。
こればっかりは経験値、、、です。
ちゃんとできるまで何回も繰り返しましょう。
しっかりシム調整すれば、HC純正のギア、軸受けでこれくらいは回ります。
スムースですねっ!
シム調整後のスパーギアの遊びはこんな感じです。 0.1㎜ぐらいでしょうか。
何度もメカボを開けたり、閉めたりしながら、ベストなシム調整を目指しましょう。
シム調整が終わったら、再度メカボを開いて
セレクタープレート入れて
カットオフレバー入れて
スイッチ入れてセーフティーバー入れて、トリガー入れて
各ギアをグリスアップすれば、駆動系は完成ですね。
結構疲れました、、、。
一服して、今度はシリンダー・ピストン関係です。
HCシリーズのシリンダー、結構この穴の部分にバリがあります。
昔クルツでもあったような、、、。
しっかり1000番のペーパーで角を落として、最後にピカールで磨いています。
お願いしますって!
シリンダーヘッドはしっかりザグッて、シールテープで気密UPします。
HCなのですが、、タペットプレートはA2と共用なんですね。
シリンダーにグリスはこのくらい塗ります。
小豆2個分くらい?ですかね。
しっかり、満遍なく伸ばして、ピストンを組み付けます。
ピストンヘッドはカラシ定番の2.5㎜穴×4個です。
結構燃費が上がります。
気密をしっかり確認。
しっかりピストンが空気を圧縮しそうです!
今回入れる社外品のカスタムパーツは2つのみ。
社外110%スプリング
社外ベアリングスプリングガイド
以上。
グリスUPして組み付け、いよいよメカボックス完成です!
イエー!
で、バレル。
ホップ窓の処理が、、、だったので、綺麗にやり直しました。
シールテープでここも気密UPです。
組み付けて完成!
アウターバレルとのガタ取にアルミテープを1巻き巻いてます。
これで集弾性UPかも、、、、。
昨日愛情込めて馴らししたモーターと、取り付けたバリカタも、グリップのスペースの隙間にきっちり収めます。
スイッチバリカタは大変小さいので、取り回しが非常に楽ですね。
でっつ!実射!
0.2g セミバイオBB
いつも弾速計の画像ばっかりなんで今日は動画、撮りましたよ!
良いでしょ⁉
という事で、3回に分けてお送りしてきた東京マルイM4 CRW
なんかガーっと③回目になって2次加速的な加速を見せて終わりましたが、皆さんの参考になればと思います。
ノーマルのギア、ピストンでも、このくらいの初速とセッティングしておけば、2万~3万発は持ちます。
「音がうるさくなったな」とか「初速が5以上落ちた」となると再セッティングのサインですので、そのくらいにまたメカボ開けて調整を繰り返せばかなり長い間お付き合いできる銃になると思います。
何より、マルイのM4 CRW、軽いし、良く飛び、よく当たる、良い銃です。
使い勝手も良く、フィールドも選ばず、活躍してくれます。
2015年09月11日
M4 CRW HC チューニング ② メカボックスフレーム編
さて、昨日からいじっている東京マルイ M4 CRW。
今日からメカボの作業です。
マルイのM4系はメカボックスまでさっくりたどり着けるのが良いですね。
分解まで5分。
メカボ開けたら、このスイッチのスプリング方向と、セーフティレーバーの方向をしっかり覚えておいてくださいね。
メカボックスも全バラにして、、、、これから長く楽しいチューニングの世界へ!
まずはレールガイド部分の修正。
バリバリバリが立ってます。ピストンレールの角がバッキバキにおっ立ってますね。
ここをリューターで角を落とすわけです。
ピストンが前後運動する際に、ここに角があると抵抗になります。
まあ、ずっと使っていれば自然に角は落ちるんですが、その過程で大きなバリ等が発生すると問題を引き起こす可能性があります。
それを押さえるための加工です。予防処置です。
そして、シリンダーが当たるこの部分も割れ防止の加工をします。
この加工をしていると、メカボックスのフレームが割れにくくなります。
ピストンレールと、タペットプレートのレールをピカールと綿棒で丁寧に磨いていきます。
磨いたら、パーツクリーナーで完全脱脂洗浄。
最後にパーツクリーナーをしみこませた綿棒でさらに洗浄。
ほら、まだ汚れが出てくるでしょ?
「レール部分を磨くと問題が発生する」という人も居ますが、それは研磨剤が残っている状態ではないでしょうか?
研磨残が残って居れば、当然、研磨し続けられるわけで、、、。
磨いた後はしっかりと研磨剤を残さない処理が必要です。
カットオフレバーの可動部も軽く磨いておきます。
動きがスムースなのか、仮組みして確かめましょう。
ここも研磨したら、しっかり脱脂洗浄して、さらにパーツクリーナーをしみこませた綿棒でしっかり研磨剤を取り除きます。
今回のメカボは1か所だけ、軸受けの固定が甘い場所がありました。
左側のメカボ、スパーの軸受ですね。
外して、今ついている瞬間接着剤をはがします。
アセトン系の何かであればいいのですが、このアロン専用のはがし剤がゼリー状で使いやすいです。
綿棒につけて、慎重にはがして行きます。
はがしにくい、大きな塊は小さいマイナスドライバー等で弾き飛ばします。
ピッカピカです!
耐衝撃の瞬間接着剤でしっかりはめ込みます。
入りにくい時はプラハンでコンコン!とたたけば入ります。
ちゃんとメカボと水平に入っているか、奥まで入っているか確認しましょう。
最後に綿棒で軸受けの中を綺麗に掃除
これでメカボックスのフレームは完成!です。
これから様々な盛り付けに入っていきます!
次回につづく!
今日からメカボの作業です。
マルイのM4系はメカボックスまでさっくりたどり着けるのが良いですね。
分解まで5分。
メカボ開けたら、このスイッチのスプリング方向と、セーフティレーバーの方向をしっかり覚えておいてくださいね。
メカボックスも全バラにして、、、、これから長く楽しいチューニングの世界へ!
まずはレールガイド部分の修正。
バリバリバリが立ってます。ピストンレールの角がバッキバキにおっ立ってますね。
ここをリューターで角を落とすわけです。
ピストンが前後運動する際に、ここに角があると抵抗になります。
まあ、ずっと使っていれば自然に角は落ちるんですが、その過程で大きなバリ等が発生すると問題を引き起こす可能性があります。
それを押さえるための加工です。予防処置です。
そして、シリンダーが当たるこの部分も割れ防止の加工をします。
この加工をしていると、メカボックスのフレームが割れにくくなります。
ピストンレールと、タペットプレートのレールをピカールと綿棒で丁寧に磨いていきます。
磨いたら、パーツクリーナーで完全脱脂洗浄。
最後にパーツクリーナーをしみこませた綿棒でさらに洗浄。
ほら、まだ汚れが出てくるでしょ?
「レール部分を磨くと問題が発生する」という人も居ますが、それは研磨剤が残っている状態ではないでしょうか?
研磨残が残って居れば、当然、研磨し続けられるわけで、、、。
磨いた後はしっかりと研磨剤を残さない処理が必要です。
カットオフレバーの可動部も軽く磨いておきます。
動きがスムースなのか、仮組みして確かめましょう。
ここも研磨したら、しっかり脱脂洗浄して、さらにパーツクリーナーをしみこませた綿棒でしっかり研磨剤を取り除きます。
今回のメカボは1か所だけ、軸受けの固定が甘い場所がありました。
左側のメカボ、スパーの軸受ですね。
外して、今ついている瞬間接着剤をはがします。
アセトン系の何かであればいいのですが、このアロン専用のはがし剤がゼリー状で使いやすいです。
綿棒につけて、慎重にはがして行きます。
はがしにくい、大きな塊は小さいマイナスドライバー等で弾き飛ばします。
ピッカピカです!
耐衝撃の瞬間接着剤でしっかりはめ込みます。
入りにくい時はプラハンでコンコン!とたたけば入ります。
ちゃんとメカボと水平に入っているか、奥まで入っているか確認しましょう。
最後に綿棒で軸受けの中を綺麗に掃除
これでメカボックスのフレームは完成!です。
これから様々な盛り付けに入っていきます!
次回につづく!