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Posted by ミリタリーブログ at

2016年03月10日

元祖パトリオット電動ガン

さてさて、先日ミミを修理していたのは、、、。


PDIさんのパトリオットです。


カラオケファンキーの敷地内で「ファクトリーやでぇ!」と言われながら制作されたという、、、(言い伝え)。
今から20数年前、平成1桁年代の遺物、ヘリテージです。

*当時は「ファクトリーチューン」という名称がナウかった。

フレームも、マガジンキャッチですらプラ製だぜ!



さて、メカボ。

メカボのロットも02からはじまる、7桁の古いメカボです。


シリンダーヘッド先の部分が割れ防止加工されていなかったので、とりあえず加工。

これで、このいにしえのメカボも首が吹っ飛ぶ心配が少し減りました。


ピストンレール、タペットレール部分はいつものようにピッカリ研磨加工。


ギアは
セクターを:PDI製⇒SHS製
ピニオンを:PDI製⇒マルイ製(4枚ラッチ)
に交換しました。

どうもピニオンとセクターは軸が振れてしまっているようで、音が消えず、、、。
経年劣化でしょうね。


当時は無かったリポバッテリーを使用するため、今回は14枚目をカット。

しようと思ったんですが、、、、。
今まで電動ガンいじるのに色々金属部品削ってきましたが、、、、、一番固い!

ラックギア強度世界選手権があったら、間違いなく世界チャンプになれる硬さ。
ダイアモンドビットが1個パーになりました(笑)
やっぱ凄いわ、平成1桁代の製品。

他のパーツとかもそうなんですが、、、20数年前にすでにこんなに色々素晴らしい製品を作っていた先輩メーカー、先輩チューナーの皆さま、本当に敬服します。

良い部品作っても、なかなかセッティングを出せる腕のある職人肌のチューナーの人が現れず、、、。
セッティング出しきれなくて、「この部品はダメだ」みたいなレッテルを貼られた製品ってこれまで沢山あると思うんですよ。
やるからには、しっかり突き詰めて、自分もチューニングしていかなければ、、、と思います。


あとはいつも通りのセッティング。
セクターカットはしません。
レトロな味わいを残したいのです。


一度組んで試射。

なんか回転数が遅い、、、。
10発/秒ぐらいしか出てませんでした。

むむむ、、、。
モーターだなっ!


とりあえず、いつものモーターメンテナンスして、馴らしをし直しました。

モーターメンテナンス参考記事


スイッチ保護はスイッチバリカタの端子を丸棒ヤスリで広げて、入れています。

グリップも昔のPDIさんの奴かな?
EG-700が出たばかりの頃の社外グリップだと思います。

さて実測!

FUJIKURA 2000mAh ミニ互換 リポバッテリー使用
Action Army 0.2g バイオ弾使用


おおおお、やっぱりレトロ!
でも、すっげー調子の良いレトロ!

セミオートも懐かしい、カワイイ音を醸し出しています。
パイン!パイン!みたいな(笑)

ただ、、、よく飛びます。
ホップをかけても、今の流速ほど初速は上がりません(せいぜい0.5m/sぐらい)

ただ、球筋は流速のように、初速の収束が少ない、バヒュ―!と飛んでいく、力のある弾。
音も流速チックで、弾を入れないと静か、弾を入れるとうるさい。

いにしえのフルカスタム銃、、、、、オーパーツ的な要素いっぱいだと思います。

モーターのブラシが半分ぐらいに減っているので、モーター交換すればもっと回りそうですね。

これからもっと、もっと煮詰めていってみたい一丁です。