2014年01月13日
SBD
電動ガン用ショットキーバリアダイオードのお話続き。
その昔、材料メーカーの電子部品事業の営業だったカラシ。
何年かぶりに電子部品の世界に、、、。
前回のブログ書いたら大反響だった:スイッチの摩耗を大幅に低減させるSBD。
すでにプロトタイプを5個、ご依頼いただきました。有難う御座います。
FETのように”完璧にスイッチを保護”できるわけではありませんが、FETに比べての利点を自分なりに考えてみました。
①構造が単純
電子部品(SBD)1個なのです。
FETのように抵抗や整流ダイオードを組んだりするといくつか電子部品が必要になります。
電子部品が増える=壊れやすい原因が増える(はんだ付けによるヒートショック、電子部品歩留りの問題、、、等々)
特に電動ガンは屋外で使用するため内部パーツも単純・交換しやすいものが良いのでは?と考えます。
②交換が簡単
カラシのSBDは多くの電動ガンにグリップ外すだけで取り付けられます。(特にバージョン2メカボは楽勝です)
FETを考える方は、メカボックスをはじめ、すべての配線を通電性の高いものに見直す必要があると気づく方が多いと思います。
ただ、数多くのゲーマー・電動ガンオーナーはここまで出来ません。
時間的・手間・ガンショップでの工賃を考えると、、、、厳しいですね。
簡単に交換できるというのは大きな利点です。
(写真は前方にSBDを入れるMP5の配線)
③単価が安い
FETの価格は4,000~8,000円のものまでさまざまです。
SBDなら価格1,200円(電子部品工場でしっかり作ってもらう予定)ぐらいでできそうです。
スイッチはマルイ純正、SHSのが1000円以下で売ってます。
ただ、両方とも市場では入手困難な状態。
なので、リポ入れるのに安くスイッチの寿命を延ばしてやれ!というのが今回の趣旨です、はい。
■SBD・FET等はなぜ必要なのか?
電動ガンのスイッチは摩耗します。
これはセミやフルオートの終わりにモータのスイッチがOFFになった際に逆電流が流れて、スイッチ部分でアーク放電が起きます。
(バリバリっと冬の静電気で火花が散るあのような状況です)
これによって、自動車のスパークプラグと同じように、端子となる部品(雷放電が起きる場所)が摩耗してしまいます。
↓ *写真先日のブログでも書いた、マルイ純正ニッケル水素で3万発ほど撃ったマルイMP5のスイッチ
このMP5の場合は摩耗によって、トリガーを最後までひききらないとスイッチが入らない状態でした。
なので、トリガープル(トリガーを引く距離がものすごく長くなってしまい=セミの発射回数が減ります。
そのまま撃っていると、最終的にはスイッチが利かなくなり、動かなくなります。
スイッチが何年か使えるようになるだけでリポも身近になるかな、と。
ちょっと長くなりましたが、、、、。
昨日ふじさんとお話していまして、、、。
■■■福岡STFでSBDを置いてもらえる予定です!■■■
部品の入荷と、社内テスト結果が出るまで、もう少し、お待ちください!
(テスト用の材料と、生産用部材がまだそろっていないので、最終テストで効果を確認してからの生産、販売を行いたいと思います。)
ちゃんとしたものを販売したいので、、、、。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★以下:SBDの装着方法です!★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
①モーターにターミナル(+と-)それぞれ金属板がねじ止めされています。
そのねじを外して端子に装着
赤いワイヤーの端子を+(赤)のターミナルのねじに、黒いワイヤーの端子を-(無色)のターミナルのねじにそれぞれつけます。
長い方のワイヤーの端子を折り曲げて、モータのあいている部分にうまくSEBが収まるように入れてください。
(グリップ底ふたを閉める前にほかの部品に干渉が無いか確認してください。)
★★注意★★
説明画像はMP5(グリップ前方配置)です。M4、SIGはグリップ後方になります!
後方に入れる場合、SBD配置はこのようにしてください。
製品化しました!!⇐クリックで詳細ページへ。
もしくはエチゴヤさん(秋葉原・新宿・横浜・北九州・福岡・空港店)、お近くの有名エアガンショップまでお問い合わせください。
その昔、材料メーカーの電子部品事業の営業だったカラシ。
何年かぶりに電子部品の世界に、、、。
前回のブログ書いたら大反響だった:スイッチの摩耗を大幅に低減させるSBD。
すでにプロトタイプを5個、ご依頼いただきました。有難う御座います。
FETのように”完璧にスイッチを保護”できるわけではありませんが、FETに比べての利点を自分なりに考えてみました。
①構造が単純
電子部品(SBD)1個なのです。
FETのように抵抗や整流ダイオードを組んだりするといくつか電子部品が必要になります。
電子部品が増える=壊れやすい原因が増える(はんだ付けによるヒートショック、電子部品歩留りの問題、、、等々)
特に電動ガンは屋外で使用するため内部パーツも単純・交換しやすいものが良いのでは?と考えます。
②交換が簡単
カラシのSBDは多くの電動ガンにグリップ外すだけで取り付けられます。(特にバージョン2メカボは楽勝です)
FETを考える方は、メカボックスをはじめ、すべての配線を通電性の高いものに見直す必要があると気づく方が多いと思います。
ただ、数多くのゲーマー・電動ガンオーナーはここまで出来ません。
時間的・手間・ガンショップでの工賃を考えると、、、、厳しいですね。
簡単に交換できるというのは大きな利点です。
(写真は前方にSBDを入れるMP5の配線)
③単価が安い
FETの価格は4,000~8,000円のものまでさまざまです。
SBDなら価格1,200円(電子部品工場でしっかり作ってもらう予定)ぐらいでできそうです。
スイッチはマルイ純正、SHSのが1000円以下で売ってます。
ただ、両方とも市場では入手困難な状態。
なので、リポ入れるのに安くスイッチの寿命を延ばしてやれ!というのが今回の趣旨です、はい。
■SBD・FET等はなぜ必要なのか?
電動ガンのスイッチは摩耗します。
これはセミやフルオートの終わりにモータのスイッチがOFFになった際に逆電流が流れて、スイッチ部分でアーク放電が起きます。
(バリバリっと冬の静電気で火花が散るあのような状況です)
これによって、自動車のスパークプラグと同じように、端子となる部品(雷放電が起きる場所)が摩耗してしまいます。
↓ *写真先日のブログでも書いた、マルイ純正ニッケル水素で3万発ほど撃ったマルイMP5のスイッチ
このMP5の場合は摩耗によって、トリガーを最後までひききらないとスイッチが入らない状態でした。
なので、トリガープル(トリガーを引く距離がものすごく長くなってしまい=セミの発射回数が減ります。
そのまま撃っていると、最終的にはスイッチが利かなくなり、動かなくなります。
スイッチが何年か使えるようになるだけでリポも身近になるかな、と。
ちょっと長くなりましたが、、、、。
昨日ふじさんとお話していまして、、、。
■■■福岡STFでSBDを置いてもらえる予定です!■■■
部品の入荷と、社内テスト結果が出るまで、もう少し、お待ちください!
(テスト用の材料と、生産用部材がまだそろっていないので、最終テストで効果を確認してからの生産、販売を行いたいと思います。)
ちゃんとしたものを販売したいので、、、、。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★以下:SBDの装着方法です!★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
①モーターにターミナル(+と-)それぞれ金属板がねじ止めされています。
そのねじを外して端子に装着
赤いワイヤーの端子を+(赤)のターミナルのねじに、黒いワイヤーの端子を-(無色)のターミナルのねじにそれぞれつけます。
長い方のワイヤーの端子を折り曲げて、モータのあいている部分にうまくSEBが収まるように入れてください。
(グリップ底ふたを閉める前にほかの部品に干渉が無いか確認してください。)
★★注意★★
説明画像はMP5(グリップ前方配置)です。M4、SIGはグリップ後方になります!
後方に入れる場合、SBD配置はこのようにしてください。
製品化しました!!⇐クリックで詳細ページへ。
もしくはエチゴヤさん(秋葉原・新宿・横浜・北九州・福岡・空港店)、お近くの有名エアガンショップまでお問い合わせください。
Posted by カラシタカナ at 22:06│Comments(2)
│電気関係
この記事へのコメント
お世話になります<(_ _)>
さっそく付けてみました!
さっそく付けてみました!
Posted by テツロー改 at 2014年01月13日 22:56
おおお、テツローさん、早速ですね!
取り回しを考えて、ワイヤーもなるべく細くて、強いもの、端子も限界まで小さい信頼性の高い日本製を選んでみました。
いい結果が出るとうれしいです!
取り回しを考えて、ワイヤーもなるべく細くて、強いもの、端子も限界まで小さい信頼性の高い日本製を選んでみました。
いい結果が出るとうれしいです!
Posted by カラシタカナ at 2014年01月13日 23:05
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