2021年12月23日
C.A.T. AR-15 Explorer 10" CAT-03 分解・調整・インプレ
今日、佐川急便のお兄ちゃんが長い箱を持ってきました。
自分へのクリスマスプレゼント、そしてお歳暮‼‼‼
AIRSOFT97さんのC.A.T.を購入。にゃんにゃん。
*上画像クリックで商品詳細ページが新しいタブで開きます。
まず説明書をじっくり読む派の人間です。
こわしたくないもの。
まにゅあるにんげんだもの。
ウッフュー‼‼
格好よかバイ‼
興奮する!
セレクターもカチカチとクリック感強めでええぞう。
小一時間嘗め回すように細部まで眺めて、、、、。
我慢できないっ!
ピストンリリースのボタンを押して、、、。
テイク&ダウンだっ!
付属の工具でリアフレームピンを押し、チャーハンを少し前に押しながら、、、。(説明書・Youtubeで何回も見て恐る恐る、、)
パカッツ。
勢いで前のフレームピンまで外してしまったのはここだけの話だっ!
ちょっとセクターが横から見えるのがセクシー。
アハハハハハ。(注文してからしばらく悶悶とした時間が長くちょっとおかしくなってる。)
もう、分解しちゃえ!
分解!分解!CAT分解!
一発も撃ってないばってんが‼
説明書にも「勝手にいじくって壊しても自己責任で知らんバイ!」と書いてあったばってんが‼
アッパーレシーバーのピストン部分のアッシーを外します。
チャーハンを少し後ろに引いて。
チャーハンに引っかかってるT型の部品を外すと、、、。
スススーっとシリンダーユニットが出てきます。
チャンバーはごく普通の電動ガン感があります。
VFCのなんだっけあれ、あの、あれと同じ様な感じのあれ。
ここ(赤丸部分)に1.5㎜の六角で緩められるイモネジがあるので、緩めます。
ここ(赤丸部分)に3㎜(だったと思う)の六角で緩められるイモネジがあるので、緩めます。
結構固い。ちょっとバーナーで炙って外しました。
アッパーフレームを固定している+ねじを緩めると、スプリングガイドが外れ、あとは普通のVer.2メカボ感覚で分解できます。
中の部品を一度すべて外して、レール磨き。
あと、タペットプレートが動く可動部は良く磨いておきます。タペットプレートが折れたら悲しいですけん。
フレームを磨いたら、しっかり洗浄。
部品を元に戻していきます。
私の個体はフレームのネジをすべて閉めてしまうと、スプリングガイドが入りにくかったので、一度緩めで閉めて、スプリングとスプリングガイドを入れて組み立てました。
まあ、バネがビヨーンと飛んでいくより、この方が全然楽に組み立てできます。
あとは外した部品を元通り、組み戻すだけですね。
簡単に書いてますが、初めての銃なので、かなり慎重に分解・組み立てをしたので、アッパーだけでも3時間ぐらいかけてじっくり観察と調整を進めています。
続いてロアレシーバー。
ボルトキャッチボタンを外します。
細めのポンチでフレーム銃口側からバッファー側に向けて優しく抜きます。
キャッチのフレーム反対側に、ホップ調整時、エジェクションポートを固定しておく部品があるので、それを下に押さえながら手前に引くと簡単にボルトキャッチが外れます。
ボルトキャッチが外れたら、マグキャッチを外します。
マグキャッチボタンを思いっきり押しながら、ぐるぐる左に3回転。
VFCのM4系と同じような形で外せます。
つづいてメカボの取り外しにかかりますが、ストックがちょっと変わっているので、
画像赤丸のネジを2.5㎜の六角レンチで外せばスルスルと後ろにバッファーチューブとストック基部が外せます。
あとはレール状になっているストック基部取り付けの部品を外せばロアのメカボックスの後ろ側はフリーになります。
グリップ部分は普通の電動ガンと同様に外せます。
カバーを外して、モーターの配線を外し、モーター外して、グリップ固定の+ねじを2本外せばグリップが下に抜けていく感じですね。
モーターはINAZUMA!このモーター、個人的にすごく好きです。
あと、配線も銀コートの配線は大嫌いなんですが、この銃の配線は柔らかめで、非常に扱いやすい。
これはいい。
次にトリガーピンを手前側(セレクター側)に引き抜きます。
そんなに固くないので、外しやすいですね。
*ピンぼけすいません!
セレクターを外します。
2㎜(ぐらいかな?)の六角レンチで外せます。
セレクター裏にはクリック感を出す、小さいポッチの部品があるので、無くさない様に注意です。
あとはフレームピンがきちんと落ちている事を確認して。
あとは優しくメカボックスを上に引き抜けます。
分解・組み立てを通じてですが、、、配線を痛めない様に!ショートして銃が壊れますからね。
ロアのメカボックスフレームが取り出せました。
セレクターの部品があるので、注意してください。
あと、セレクターを外す前にセレクターとこの部品の方向や向き、形状を良く確認しておきましょう。
また、フレームには、チャージングハンドルを引いて、ホップ調整の際にポートカバーを固定するこの銀の部品と小さなばねが2本あるので、無くさない様に注意ですね。
ピンぼけして上手く撮影できない、、、。
メカボックスフレームを固定しているねじの位置と形状、長さを確認しながらすべて取り外し、ロアのメカボックスを分解します。
マイクロスイッチ式なので、スイッチはオムロンのが互換品で使えますね。
オムロン小型基本スイッチ V-16-2A5と同等品だと思います。
配線の取りまわしを覚えておきましょう。
一度メカボックス内の部品をすべて取り外し、洗浄。
パーツクリーナーはKUREのプラスチックセーフが良いですよ。
そしていつも悩むこのセレクタープレートの外し方、、、。
セレクタープレートのこの部分を一度外して。
セレクタープレート自体をちょっと手前に引き上げてから。
セーフティーの部品を少し斜めにしてプレートが外しやすい位置にしておきます。
セーフティーの部品の部分に注意しながら、先にそこを外して前にずらせば外れます。
ま、あくまで我流なんで、皆さんはもっといい方法を見つけておくんなまし。
分解したら、部品が動いて触れる部分をしっかり研磨してから、徹底的に洗浄です。
ベベル以外の軸受はメタルなので、、、。
その部分をベアリングにするかどうするか悩みます。
とりあえず、あて木をしてメタル軸受を外します。
全て8㎜軸受です。
燃費の向上を狙って、全てベアリングにしました。
あと、ノーマルはベベルのラッチの溝が4枚なんです。
ラッチ溝10枚のSHSのものをテストしてみます。
*後述しますが、これは使えませんでした。
外した方法の逆でセレクタープレートを組み込みます。
まずはプレートの後方をはめてから、後ろにプレートをずらしながら、セーフティの部品をうまくはめ込みます。
シム調整はこんな感じでした。
ある程度の指標としてどうぞ。(銃によって個体差があるので、これに限りません。あくまで私の個体の結果です。)
ギアの配置が良く見えるので、シム調整は非常にやりやすかったです。(個人の感想です。)
シム調整が終わったら、全ての部品を戻して組み上げます。
私はSEMIの位置でセレクターを外していたので、メカボックスのセレクター部品はこの位置でフレームに組み込みます。
部品を入れ忘れない様にですね。
モーターとグリップのスペースをよく観察。
この場合は後方に配置するアレが良いなぁ。
そんな夫婦が飲んでいるのがこのお茶!みたいな登場の仕方。(笑)
スイッチバリカタY MP5用です。
やっぱりリポバッテリー運用だと、スイッチ保護は欠かせません。
マイクロスイッチだって焼けますからね。
はんだ付け面倒だし、、、。(笑)
今回、Y端子を選んだのは、モーターのスクリューを外さなくても、緩めるだけで取り付けしやすいから。
INAZUMAモーターとスイッチバリカタの相性は7.4Vのリポ運用の状況なら最高ですよ。
まずはモーターの+ターミナル部分(赤のマーキングや+のマークがあるほう)のネジを緩めます。
バリカタの赤線(+側)の端子をねじ止めして。(プラス、マイナス間違えると壊れるので最大に注意!)
このような形に端子を曲げてしまいます。
マイナス側の配線(黒)と端子をやさしく反対側にもっていき、マイナス側のターミナルのネジを緩めてバリカタの端子を取り付けます。
ちょっと変な方向に取り付けてますが、理由があります。
取り付けた端子部分を
やさしくこの画像のように折り曲げてあげます。
するとこんな感じでモーターに取り付けられ、細めのグリップでも入れやすい状態になります。
うまく配線を取りまわしながら、バリカタを付けたモーターをグリップに収めます。
うまくバリカタの配線をよけながら、モーターのマイナス端子、プラス端子の順に取り付けます。
あとはばらした部品を元通りに組み上げれば完成ですね。
タミヤコネクターはリポ運用だと溶けたり、外せなくなったりするので、Tコネに交換します。
組み上げて試射!
したら、、、、、。
「パン、、、ウイ」
「パン、、、、ウィ」
あれ?
プリコックしない!
どころかたぶん逆転防止ラッチがベベルのラッチ溝にかかってない‼‼‼
という事で、、、、。
ベベル交換。
転んでもただでは起きない男。
溝10がダメなら、6ならいけるだろう!と。(笑)
再分解、再バラシ、再組立て。
ベベルのシムは上が0.8㎜下が0.4㎜になりました。
こんどこそ、引っかかってくれ!逆転防止ラッチちゃん!
組み立てて、、、、。
試射!OK!ちゃんと撃てる!
プリコックも効いてて、とてもセミオート小気味良いぞ!
試射!
Lipo7.4V 1300mAhで計測。
うぉぉぉ。
いい感じだ。
俺の好きな感じの仕上がり!
カラシお気に入りのマルイ190連マガジンもスッとハマる。
とてもいい感じ。
なんにせよ、セクターとスパーのベアリグ軸受交換と、ベベルギア交換、そしてTコネに交換しただけで、他の部品はストックというか、そのままのを洗浄して磨いて組んだだけですからねぇ。
ちょいと調整するだけで、自分好みのとてもいい感じ。
ヨカ銃ですばい。
このCAT自体のポテンシャルは相当高いですし、そのままの部品でもかなり精度があり、色々いじるのが楽しくなる銃ですね。
これからチョイチョイ改良・改善・進化を使いながら進めていこうと思います。
何より、カットオフの位置をマニュアルで調整できるというこれまでになかった全く新しいギミックを備えた銃で、またこれまでの電動ガンのパーツも色々と流用が効くというところが本当に素晴らしい。
AIRSOFT97さんは本当に今の日本のエアガン業界の金字塔を撃ち立てていますね。
何はともあれ、この年末年始はこのCATとちゃんとにゃんにゃんサバゲだっ!(笑)
そんなこんなで、、、、。