2022年10月19日

VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT

東京マルイ ボルトアクションエアーライフル VSR-10

最近はVSR-ONEなんかも発売され、フィールドでちょいちょいボルトアクションエアライフルを見るように。

皆さんそれぞれ塗装したり、偽装したり、海外製を調整して楽しんだりしてますね。

風の強い日はなかなかアレですが、調整出来て、スコープのレティクルにスゥーっとBB弾が飛んでいく感じはとても気持ちいい。

過去にさんざん弄り倒して、短くしたり、プロスナイパーを使ってみたり、お店で最新のVSR-ONEを手に取ったりしていますが、、、やっぱりサバゲでは個人的に使い慣れているG-Specが使いやすいですねぇ。

最近のVSRのロットではレシーバーが曲がってたり、スコープマウントに成型不良のズレがあったりして、色々手がかかる部分もあるようですが、、、。
ま、何だかんだのVSRです。

んで、最近社外マガジンも色々出ていて、G&P製、Acton Army製、SLONG製等々ありますので、ちょいと個人的な比較と私なりの初期調整の方法をば紹介出来たらなーと思います。

今回の比較対象は
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT

1)東京マルイ純正VSR-10マガジン:画像右
2)Action Army製マガジン:画像中
3)SLONG AIRSOFT製マガジン:画像左
G&Pはどっかに行って、探したのですが出てこなかったので、今回は割愛させて頂きます。


1)まずは東京マルイ純正 VSR-10マガジン
装弾数は30発
長めのゲームで、参加人数が多く、発射弾数が多い時には、たまーに弾切れしてしまう感じですかね。

ローダーで弾を入れる際も大変スムース。
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT

マガジン脱着はスルっと、マガジンリリースボタンを押せば下に落ちてくる感じです。
何のストレスも、ひっかかりもありません。
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT

箱出し新品で何の調整も無く使えます。
スプリングのテンションは弱めですが、これが絶妙で、残弾数によりホップの効きが変わったり等の変化も全くない、さすが純正と言えるマガジンです。
本来のVSRの精度と操作性を求めるのであればこの純正一択になると思います。
マガジン2個あれば十分数ゲームこなせる感じですので、、、。


2)Action Army製 マガジン
装弾数は加工して約58発
装弾数も十分多いので、人数多め、発射弾数多めのゲーム中のマガジンチェンジや残弾確認もほとんど必要のないハイキャパシティーマガジンです。
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT
数年前に発売されて、装弾数の多さと、残弾数の確認のしやすさからフィールドでよく見るマガジンの一つですね。

マガジン脱着は前後が少し長い感じで、最後にグッと前方を押し込んでやらないときちんとハマらない感じです。
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT
*このAction Army製マガジンの前方、中央の窪み部分は滑り止めでステッピング加工をしています。

VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT
右:Action Army製マガジン 左:マルイ純正マガジン
Action Army製マガジンの後端の突起を800番ぐらいのペーパーで少しだけ削ってあげると、マガジン脱着も少しスムースになります。
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT

箱出し新品で使えることは使えますが、、、、。色々問題があります。
新品の際は内部にかなりのシリコンオイルが吹かれているので、一度分解、清掃したいところ。
このオイルでホップが不安定になりがちです。
あと、スプリングテンションが強すぎるので、私はスプリングを4㎝カットしています。
4㎝スプリングカットで装弾数58~60発程度なので、スプリングカットする前はかなりローダーでBB弾が入れにくい(特にフルロードに近くなると)ですし、50~55発ぐらいしか入りません。
スプリング4㎝カット後、2週間程度BB弾入れっぱなし放置で少しテンションを下げてやるとマシにはなりますが、やはりこれでもスプリングテンション強めなので、残弾数が多い時は本体側チャンバーブロックが押し上げられているような感じになり、ボルトでBB弾をチャンバーに送り込むのが固い感じが手に伝わります。
もう少しスプリングをカットするか、それともスプリング自体をマルイ純正等に交換してしまうか、BB弾を入れっぱなしで放置をまだ長く続けるか、、、悩むところ。
で、とりあえずBB弾入れっぱなしでテンションを下げようとしています。

VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT
BB弾の残弾はいろいろなメーカーの中で一番見やすいと思います。
茶色がかった色のマガジンです。
ただ、ポリカ製っぽく、ネジを締めすぎるとすぐにバキッと割れてしまいます、、、。


3)SLONG AIRSOFT製 VSR10用マガジン
装弾数はスプリング4㎝カットして約59~61発
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT

Action Army製マガジンと同様、ハイキャパシティーマガジンです。
ばねのテンションは一番強めと感じます。
箱出し新品で使えることは使えますが、、、、。
新品の際はこのマガジンも内部にかなりのシリコンオイルが吹かれているので、一度分解、清掃は必須かなと。
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT

あと、SLONG AIRSOFT製VSRマガジンのBBリップ?(画像の部分の)M2タッピングねじが根本的に短いので、すぐにバカになり、締められなくなります。
M2×10のネジに交換すれば使えるので、先ず箱出し新品で交換してしまったほうが良いと思います。
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT

マガジンの脱着は前後のサイズ感は良いのですが、横の彫り物のせいで横が引っかかり気味になります。
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT
手で下に引き抜く感じで取れますが、、、。
あんまりキツイときは横側を800番のペーパーで磨いて、シリコンオイル等を塗り込んでやれば少しマシにはなります。
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT

ただ、脱着については加工したAction Army製に比べて引っ掛かりがある感じです。
ただこれは、逆にゲーム中落としたり、無くしにくいという利点はあると思います。

SLONG AIRSOFT製もハイキャパシティーマガジンなので、ゲーム中のマガジンチェンジもほぼ必要ありませんし。
マガジンを落としたくない人向けかもですね。

あと、スプリングテンションが強いせいで、Action Army製マガジンよりもさらに、残弾数が多い時は本体側チャンバーブロックが押し上げられているような感じで、ホップのかかりが不安定です。
そして、ボルトでBB弾をチャンバーに送り込むのが固い感じが強いです。
スプリングカット後、しばらくBB弾入れっぱなしで2週間程度放置でマシにはなりますが、、、。
スプリングは4㎝カットで良いと思います。
4㎝以上カットするとマガジンからBB弾がすべて出ずにに残りそうな感じです。

これはSLONG AIRSOFT製も、Action Army製も同様、ダブルカラムでスプリングテンションを強めにしないといけないハイキャパシティーマガジンの宿命なのかなとも思います。


■スプリングカットの方法。
下画像はSLONG AIRSOFT製マガジン。
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT
画像では2㎝カットしていますが、この後さらに2㎝、合計約4㎝カットしています。

SLONG AIRSOFT製のマガジンはAction Army製に比べ黒味が強めの色。
マルイのBBローダーの様な色味ですね。
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT
どちらの社外製マガジンもビジュアルで残弾確認はしやすいと思います。
あとは好みかなと。
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT
VSR-10 マガジン比較 マルイ純正、Action Army、SLONG AIRSOFT

箱出しで何もしたくない!面倒くさい!という人は大人しくマルイ純正一択ですね。
どちらの社外マガジンも1000円台で購入できるので、スプリングカットしたり、マガジンチェンジの感じを好みに加工したり、手を加えながら自分好みに染めてみるのも楽しいかなと思いますよ。

ま、あとはラーメンと同じで、「どういうのがイイ」か、「何を追い求めるのか」は個人の好みと趣向ですので、、、。
今回のブログもカラシ個人的なインプレです。
同じ商品でも、ロットによって、個体差で色々違う部分があるというのがエアガン部j品です。
スプリングカットの長さやBB弾を込めて放置する時間でもテンションのかかり具合がかなり変わってきますし。
あくまで「個人の感想」として、時間潰しに見てもらえればと思います。

そんなこんなで、、、。




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