2015年05月28日
SHS 14枚歯 ピストン加工方法
SHSの14枚歯ピストン。
こいつを良く使っているのですが、みなさん加工方法について????な方が多いので、ここでまとめます。
最近はこの青色パッケージに変わりましたね。
カラシはいつも近所のエチゴヤさんで買ってます。
SHSの14枚歯ピストンは、そのまま使うとギアクラッシュする事が多いです。
なので、破壊予防の加工が必要になります。
まずは歯の部分を外します。
ぐぐぐ~!っと押すと、ピストン銃口側(前側)に抜けていきます。
外した歯は下図のように端っこをヤスリ等で面取りします。
電動グラインダーとかあれば楽です。
メカボックスのピストンガイドがゆるいと、ピストンが暴れて、この歯の部分がシリンダーを傷つけます。
それの予防です。
次に金属歯をピストンに戻します。
パーツクリーナー等を使って、ネチャネチャした、元々の接着剤を丁寧に拭い去ります。
そして耐衝撃の瞬間接着剤を金属歯がハマるレール(溝)の部分に薄く、均等に伸ばします。
瞬間接着剤が固まらないうちにコンコーン!としっかりプラハン等ではめ込みます。
これで歯の部分の作業は終了です。
次に、スプリングが入る口の部分の面取りです。
カッターで角になった部分を面取りしてスムースにしてあげます。
角が取れたらOK!スプリングが縮まる時に、少しでも抵抗が少なくなるようにやってます。
ここまでやるかやらないか、貴方次第です。
海外製カスタムパーツはこのSHSに限らず、色々調整しないといけないのですが、、、。
ま、ちょいちょい小出しにしていきます。
こいつを良く使っているのですが、みなさん加工方法について????な方が多いので、ここでまとめます。
最近はこの青色パッケージに変わりましたね。
カラシはいつも近所のエチゴヤさんで買ってます。
SHSの14枚歯ピストンは、そのまま使うとギアクラッシュする事が多いです。
なので、破壊予防の加工が必要になります。
まずは歯の部分を外します。
ぐぐぐ~!っと押すと、ピストン銃口側(前側)に抜けていきます。
外した歯は下図のように端っこをヤスリ等で面取りします。
電動グラインダーとかあれば楽です。
メカボックスのピストンガイドがゆるいと、ピストンが暴れて、この歯の部分がシリンダーを傷つけます。
それの予防です。
次に金属歯をピストンに戻します。
パーツクリーナー等を使って、ネチャネチャした、元々の接着剤を丁寧に拭い去ります。
そして耐衝撃の瞬間接着剤を金属歯がハマるレール(溝)の部分に薄く、均等に伸ばします。
瞬間接着剤が固まらないうちにコンコーン!としっかりプラハン等ではめ込みます。
これで歯の部分の作業は終了です。
次に、スプリングが入る口の部分の面取りです。
カッターで角になった部分を面取りしてスムースにしてあげます。
角が取れたらOK!スプリングが縮まる時に、少しでも抵抗が少なくなるようにやってます。
ここまでやるかやらないか、貴方次第です。
海外製カスタムパーツはこのSHSに限らず、色々調整しないといけないのですが、、、。
ま、ちょいちょい小出しにしていきます。
この記事へのコメント
初めまして、いつもブログ楽しみにしています。質問なのですが、SHS等の金属歯ピストンはノーマルのメカボに組んでもいいのでしょうか?ギアがクラシュしやすくなるとか…。あとアルミシリンダーヘッドもノーマルメカボに組んでもいいのでしょうか?最近電動ガンのメカボをいじりはじめたものでよくわからないのでよかったらブログに載せてください。
Posted by takkun at 2015年05月28日 16:12
お勉強になりました。
Posted by たま at 2015年05月28日 20:25
takkunさん>このブログのSHSの金属歯であれば、全く問題ありません。
しかし、SHSも含め、”選別”が必要です。
金属のラック部分に曲がりがあるもの、ラック部分がきちんとピストンの溝部分に結合できないものは避けましょう。
また、メカボックス部分のレールとの相性もあります。
マルイのメカボックスであればSHSの青い樹脂製ピストンであれば相性は悪くはありません。
これは、数個買って、選別して、だめなものは破棄するしかありません。
また、ノーマルのメカボックスで、特に強いスプリングに交換していないものは純正の樹脂製ピストンでいいです。
むしろこちらの方が、きちんとメンテすれば長持ちしますし、音も静かです。
アルミシリンダーヘッドもLAYLAXのものであれば問題ありません。
ピストンヘッドの場合は、ギアの1枚~3枚目のかかり方に注意して選別を行ってください。
ピストンヘッドに関しては、ノギスでノーマルピストンヘッドの長さ(厚み)を基準にされると良いと思います。
最終的にはギアのかかり方がしっかりしていれば社外品でも問題ありません。
ただ、ピストンヘッドも、シリンダーヘッドも、マルイ純正ノーマルが何気に一番良いです。
チューニング例以下:
最初は金属歯のピストンのみを入れてみる。
異音・違和感がないか試射してチェック。
初速・回転数測定
次にアルミのシリンダーヘッドを入れてみる。
異音・違和感がないか試射してチェック。
初速・回転数測定
さらにアルミのピストンヘッドを入れてみる。
同上のチェック方法
この繰り返しがチューニングです。
納得いくまで、何回もメカボックスを組んだりばらしたりするものです。
ブログに掲載の件ですが、ノーマルメカボックスにアルミシリンダーヘッドとSHSと組み込むようなことは必要ありません。
ノーマルメカボックスは、ノーマルが一番バランスが取れているからです。
あえて言うなら、しっかりシム調整を行う、メンテナンスを頻繁に行う、でかなり調子のよいものですよ。
MP5A4のHGでも、ノーマルのメカボで、きちんとメンテナンスして、機密を取っているのは初速93~4出ますから。
なので、わざわざ社外品にこだわることもないんです。
ノーマル部品でもポテンシャルを十分に引き延ばす方法はいくらでもあります。
私もM14やM16、次世代M4とAK74SUは、GATEのFETを入れている以外メカボックスの中身は軸受とベアリングスプリングガイド以外すべてノーマルです。
バリバリ調子よく使えています。
ご自分でやってみない事にははじまりません
電動ガンはいろいろな種類があります。
バレルが長いもの、短いもの、、、。
まずは”ノーマル”を突き詰めてみる。
これがカスタムの第一歩だと思います。
まずは、メカボックスをバラして、ギアとメカボを完全洗浄。
しっかりシム調整をして、新しいグリスを塗る。
バレルはきれいにクリーニング。
シリンダーヘッドと、ホップチャンバーパッキンの気密から取ってみる。
と良いと思います。
純正のファインチューンからお薦めするのは、同じ電動ガンだとしても、製造工程でそれぞれ個体のバラツキがあるからです。
また射手(使い手)の行くフィールドやサバゲーのレベルで全くカスタム・チューニングの方向性が変わるから、まだそこまで達してない状態でしたら、是非、今の状態を突き詰めてみてください。
一概に「これが正解」という方程式が存在しないも、電動ガンチューニングの世界です。
色々失敗しながら、勉強していくしか方法がないのです。
だからこそ、面白いと思います。
私も最初は何丁も電動ガンをオシャカにしました。
今でもM16の割れたアッパーレシーバーがゴロゴロジャンク箱に、、、。
昔はネットもなかったので、限られた情報の中で試行錯誤したものです。
夜に銃をいじり始めて、サバゲー当日朝まで銃をいじって、、、なんてこともたくさんありました。
授業料と思って(?)どんどん壊す気概があればきっと自分の体の一部になる電動ガンを作り出すことができると思いますよ。
まずは、いろいろ部品を変えてみる前に、ご自分の銃をノーマル部品でファインチューン。
それからまた色々と”欲”が出てきますから、、、。
その部分を少しずつ、補完していくと良いと思います。
自分の思い入れのある一丁を作り上げて、ヒット取った時の喜びは、もう、たまらんですたい!
ので、がんばっていじってください。
具体的に”次世代M4のチャンバーの気密取り”をGoogle等で調べ、近くのエアガンショップに聞きましたが分かりません、どうすればいいですか?
こういう感じで、一通り調べてもらってから聞いてもらえると、私の知識の範疇であれば、それなりのアドバイスはできます。
(マイナー銃はそんなにいじってないので、東京マルイ中心ですが、、)
たまさん>有難うございます。
あとはメカボックスのピストンレールガイドとの相性やピストンヘッドとの相性、ギアとの相性なんかをトータルで見れば完璧ですね。
しかし、SHSも含め、”選別”が必要です。
金属のラック部分に曲がりがあるもの、ラック部分がきちんとピストンの溝部分に結合できないものは避けましょう。
また、メカボックス部分のレールとの相性もあります。
マルイのメカボックスであればSHSの青い樹脂製ピストンであれば相性は悪くはありません。
これは、数個買って、選別して、だめなものは破棄するしかありません。
また、ノーマルのメカボックスで、特に強いスプリングに交換していないものは純正の樹脂製ピストンでいいです。
むしろこちらの方が、きちんとメンテすれば長持ちしますし、音も静かです。
アルミシリンダーヘッドもLAYLAXのものであれば問題ありません。
ピストンヘッドの場合は、ギアの1枚~3枚目のかかり方に注意して選別を行ってください。
ピストンヘッドに関しては、ノギスでノーマルピストンヘッドの長さ(厚み)を基準にされると良いと思います。
最終的にはギアのかかり方がしっかりしていれば社外品でも問題ありません。
ただ、ピストンヘッドも、シリンダーヘッドも、マルイ純正ノーマルが何気に一番良いです。
チューニング例以下:
最初は金属歯のピストンのみを入れてみる。
異音・違和感がないか試射してチェック。
初速・回転数測定
次にアルミのシリンダーヘッドを入れてみる。
異音・違和感がないか試射してチェック。
初速・回転数測定
さらにアルミのピストンヘッドを入れてみる。
同上のチェック方法
この繰り返しがチューニングです。
納得いくまで、何回もメカボックスを組んだりばらしたりするものです。
ブログに掲載の件ですが、ノーマルメカボックスにアルミシリンダーヘッドとSHSと組み込むようなことは必要ありません。
ノーマルメカボックスは、ノーマルが一番バランスが取れているからです。
あえて言うなら、しっかりシム調整を行う、メンテナンスを頻繁に行う、でかなり調子のよいものですよ。
MP5A4のHGでも、ノーマルのメカボで、きちんとメンテナンスして、機密を取っているのは初速93~4出ますから。
なので、わざわざ社外品にこだわることもないんです。
ノーマル部品でもポテンシャルを十分に引き延ばす方法はいくらでもあります。
私もM14やM16、次世代M4とAK74SUは、GATEのFETを入れている以外メカボックスの中身は軸受とベアリングスプリングガイド以外すべてノーマルです。
バリバリ調子よく使えています。
ご自分でやってみない事にははじまりません
電動ガンはいろいろな種類があります。
バレルが長いもの、短いもの、、、。
まずは”ノーマル”を突き詰めてみる。
これがカスタムの第一歩だと思います。
まずは、メカボックスをバラして、ギアとメカボを完全洗浄。
しっかりシム調整をして、新しいグリスを塗る。
バレルはきれいにクリーニング。
シリンダーヘッドと、ホップチャンバーパッキンの気密から取ってみる。
と良いと思います。
純正のファインチューンからお薦めするのは、同じ電動ガンだとしても、製造工程でそれぞれ個体のバラツキがあるからです。
また射手(使い手)の行くフィールドやサバゲーのレベルで全くカスタム・チューニングの方向性が変わるから、まだそこまで達してない状態でしたら、是非、今の状態を突き詰めてみてください。
一概に「これが正解」という方程式が存在しないも、電動ガンチューニングの世界です。
色々失敗しながら、勉強していくしか方法がないのです。
だからこそ、面白いと思います。
私も最初は何丁も電動ガンをオシャカにしました。
今でもM16の割れたアッパーレシーバーがゴロゴロジャンク箱に、、、。
昔はネットもなかったので、限られた情報の中で試行錯誤したものです。
夜に銃をいじり始めて、サバゲー当日朝まで銃をいじって、、、なんてこともたくさんありました。
授業料と思って(?)どんどん壊す気概があればきっと自分の体の一部になる電動ガンを作り出すことができると思いますよ。
まずは、いろいろ部品を変えてみる前に、ご自分の銃をノーマル部品でファインチューン。
それからまた色々と”欲”が出てきますから、、、。
その部分を少しずつ、補完していくと良いと思います。
自分の思い入れのある一丁を作り上げて、ヒット取った時の喜びは、もう、たまらんですたい!
ので、がんばっていじってください。
具体的に”次世代M4のチャンバーの気密取り”をGoogle等で調べ、近くのエアガンショップに聞きましたが分かりません、どうすればいいですか?
こういう感じで、一通り調べてもらってから聞いてもらえると、私の知識の範疇であれば、それなりのアドバイスはできます。
(マイナー銃はそんなにいじってないので、東京マルイ中心ですが、、)
たまさん>有難うございます。
あとはメカボックスのピストンレールガイドとの相性やピストンヘッドとの相性、ギアとの相性なんかをトータルで見れば完璧ですね。
Posted by カラシタカナ at 2015年05月29日 00:04
くわしく説明ありがとうございました。お店に行くといろいろなパーツがあるので組まなければ壊れるみたいな気がしてました。まずはノーマルメカボのメンテナンスがうまくできるようにがんがります。
Posted by takkun at 2015年05月29日 10:05
takkunさん>長文、駄文失礼しました。
まずは自分の銃がノーマルの完調状態でどのくらいのものかを知るのは大事だと思います。
メカボックスとギアを洗浄して、グリスを新しいのに塗り替えるだけで、かなり調子が変わりますので、試してみてください。
どんなカスタムパーツよりも、やはり、マルイ純正品が非常にバランスとれていますから。
突き詰めていった結果、社外品に手を伸ばすのがいいと思います。
ただ、スイッチ保護はマルイの純正バッテリーでも必要ですので、スイッチバリカタでも入れておいてください(笑)
まずは自分の銃がノーマルの完調状態でどのくらいのものかを知るのは大事だと思います。
メカボックスとギアを洗浄して、グリスを新しいのに塗り替えるだけで、かなり調子が変わりますので、試してみてください。
どんなカスタムパーツよりも、やはり、マルイ純正品が非常にバランスとれていますから。
突き詰めていった結果、社外品に手を伸ばすのがいいと思います。
ただ、スイッチ保護はマルイの純正バッテリーでも必要ですので、スイッチバリカタでも入れておいてください(笑)
Posted by カラシタカナ at 2015年05月29日 10:42
コメントはミリタリーブログ会員のみの受けつけに変更になりました。