2017年03月31日

Super Shooter 13:1&グリス考

カラシがよく使っているSuper Shooter 13:1のギア。

ECHIGOYAさんや猫奉行さんでよく売っている奴です。
Super Shooter 13:1&グリス考

まあ、ギアに関してはいろいろな流派がありますし、軸受の相性もありますので、一概には言えませんが、、、。
カラシはSuper Shooterが好きです。

ただ、同じくSuper Shooterの14:1のギアは、なんかギア比が変なので、もう使いません。

13:1とセクターカット3枚。
これがデフォルト。

DSGなんかちょいちょい入れましたが、やはり40m近辺での集弾性が非常に悪いのと、弾道が好きではないので、もう一切DSGは使わなくなりました。

さて、Super Shooterを使うコツとしては

ベンチグラインダーなんかあると、セクターカットしやすいです。
カラシはマッチ先輩提供のベンチグラインダーを愛用しています。

で、セクターカット
Super Shooter 13:1&グリス考
セクターカットは、最初にピストンにかかる方を2枚
最後にピストンにかかる部分を1枚
カットします。

セクターカットしたら、もちろん金属カスがついていますし、元々の錆防止?みたいな変なグリースが付いているので、しっかりゴシゴシブラッシングしながら、古いオイル・削りカスを取ります。
Super Shooter 13:1&グリス考

Super Shooter 13:1&グリス考
きれいになります。

Super Shooter 13:1&グリス考
で、たまになんですが、スパーのこっちのベアリングがはみ出ている場合がありますので、その場合はプラハンとかでコンコンと押し込んでおきましょう。

Super Shooter 13:1&グリス考
あとはグリスを塗ってIN!

Super Shooter 13:1&グリス考
グリスにもいろいろな種類があって、本当に人によって
「あれがいい」
「これがいい」
というのがあるので、ここでは特に触れませんが、、、。

塩素系添加剤が入っているものは使いません。
塩素系添加剤は、効果が分かりやすく、ちょっと使っていると燃費が向上したり、極圧に強かったりしますが、、、。

猛毒のダイオキシンを発生する指摘があるからです。
自然界にはダイオキシンよりも恐ろしい毒物もありますが、人間が合成できる毒物としてはダイオキシンが最強といわれています。

ダイオキシンの種類には、塩素数、塩素付加位置が異なる様々なものがあります。
また異性体も存在します。
塩素系添加剤の中には強い毒性、発ガン性、催奇性を有することが確認されているものもあります。

塩素系添加剤として、塩素化パラフィンも多用されています。
塩素化パラフィンには、ダイオキシン問題もありますが、人間への発ガン性の恐れがあります。
一部の塩素化パラフィンは発ガン物質として指定されています。

このため、多くの大手精油メーカーは現在、塩素系添加剤を使うのを止めています。

電動ガンの話に戻すと、趣味の領域なので、、、このような環境負荷物質にはまだまだ、、、という部分があります。
このような部分を指摘するシステムが現状無いからです。

ちなみに塩素系添加剤の特徴としては、
「古くなった10円玉をサンポールに入れるとピカピカになる」
的な感じです。

まあ、電動ガンのモーターぐらいの負荷じゃ、極圧は必要ないかなと、、、。

ですので、ユーザーサイドでよくよく勉強して、使わないと結構危険、、、だったりするかもですよ、、、。

バイオBB弾もそうですが、少しずつ、このエアガン業界でも、エコというか、そういう考えが広がっていくのは必至ですから、、。
出来れば再利用できるようなパッケージで商品を販売したり、環境負荷の少ない部材で物を作る、、、そういう取り組みをメーカーさんが求められる時代も近いかなと。

東京マルイも、最近の製品の梱包は、発泡スチロールではなく、段ボール製ものを使ってますしね。

で、話は戻ってグリスのこと、、、。

マルイ純正 赤・青
SUPER ZOIL
タミヤのセラグリス
WAKOS ビスタックやチェーンガード
LAVEN チェーンルブ
リチウム石鹸系機械油
自転車用のグリス
ラジコン用のグリス関係
怪しいケミカル系グリス
こだわりまくる人のハウスブレンド

本当にいろんな種類や人によって使っているものが全然違うので、、、、。

魔窟です。(笑)

カラシも本当に色々グリスを使ってきましたが、、、。

まだまだ正解は闇。

ま、今のところ軸受とギアの部分、そしてピストン&ピストンレールは違うグリスを使っています。
負荷の状況では、ハウスブレンドを使っていたりしています。(笑)

だってギア一つとっても、素材も、回転方向も、負荷のかかり方も違うでしょ?
また、銃個体によってスプリングレートやシリンダーの内径、ゴムの素材等々も違うわけですし、、、。

車のデフオイル、パワステオイル、エンジンオイル、色々違う種類があるのは、機械的な素材・運動方向・使用環境や使用温度等がそれぞれ違うから。
突き詰めれば、ちゃんと塗り分けをするべきだと、カラシは思います。

そして、迷ったら、、、、。
とりあえず
マルイの 赤 青
これで調子を見てみる。

これ基本ですね。




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