2017年04月18日

アルミフレーム修理 ロウ付け

電動ガンのアルミフレーム。

カラシの大好きだったG&PのCAR-15のロアフレームです。
アルミフレーム修理 ロウ付け

カラシタカナCAR-15の関連記事はこちら

激しく使っていて、こけて落としたり、バリケに「グッ!」と押し込んだり色々していたので、、、

ヒットされた人たちからの怨念か、、、、フレームにヒビが入り、その後お蔵入りしていました。

アルミフレーム修理 ロウ付け
アルミフレーム修理 ロウ付け

お蔵入りしていてもう2年ぐらい経過、、、、。

「やっぱりCAR-15が使いたっ!」
という思いが強くなり、修理することに。

板金屋さんとか、アルミホイール修理屋さんとか聞いて回りましたが、、、、。
非常に「作業がめんどくさそう」だったので、結局自分でやることに。

生まれて初めてのアルミロウ付けに挑戦。
銅板とかは結構楽にはんだ等でロウ付けできます。

アルミは難しい。
これはアルミ自体が熱伝導性が高く、母材が溶け出すギリギリの所でロウ付けしないといけない。
結構めんどくさい。

そう、めんどくさいんです。(笑)
ただ、その壁を超えるために

Youtube見たり。
バイクのアルミホイールロウ付けしている人のブログを参考にしたり。

昨日書いたこれと一緒ですわ。
アルミフレーム修理 ロウ付け
やってみらんとわからんめーもん‼‼‼

アルミフレーム修理 ロウ付け
アルミフレーム修理 ロウ付け
G&Pはアルミフレームなので、
アルミ専用のロウ付け棒(これはフラックスが要らないmade in USAの奴。STREIGHTで購入)
新富士バーナーのガストーチ
合計で7Kくらいかな?

新しいフレームを買うこともできます。
ただ、一緒に汗を流したこのフレームを復活させたいんです。
エチゴヤさんで見かけて、色々話をして、売ってもらったN田店長さんに申し訳ない!

アルミフレーム修理 ロウ付け
まずはクラックの部分を掘って、周りの塗料をはがします。

アルミフレーム修理 ロウ付け
炙るぜ‼‼‼‼
もう、このフレームと心中してやるぜ‼‼‼
ってぐらいの覚悟で、、、、。

恐る恐る、、、、。

炙っていくと、アルミの表面が「曇る」感じになります。
そこでロウ付け棒をこすると、ほらっつ!
アルミフレーム修理 ロウ付け

ほらっつ!ホラン千秋!
アルミフレーム修理 ロウ付け

あのね、、、。
いきなり「ガッ!」て溶ける温度になるのよ。

ハイグリップタイヤがズルッと滑る感覚っていうの?
まあ、先にも書きましたが、アルミは熱伝導率の高い素材でして、、、。
2ストピーキーな感じのロウ付けです、はい。


要領としては、
バーナーの火をロウ付け棒に絶対直接あててはいけない
ロウ付けする側をよく熱する必要があるのですが、溶けるまで炙らない(あくまでも表面が解ける程度)

電子部品のはんだ付けより、はるかに練度を要するテクニックかもです。
ま、やってみらんとこの辺も分からんからですね~。

アルミフレーム修理 ロウ付け
ガッチガチに仕上がりました。
あえて盛った場所は残しておこうかな、、、。

あとは耐熱塗料でも塗って、仕上げます。
初めてのロウ付け、、、、成功‼‼‼
アルミフレーム修理 ロウ付け
アルミフレーム修理 ロウ付け

■追記■

で、塗料塗りました。

使うのはウィルソンの耐熱ペイント黒
アルミフレーム修理 ロウ付け
こいつは艶消しの良い感じの色に仕上がり、M系の銃のフレーム塗装にもってこいです。

ブシュー!
アルミフレーム修理 ロウ付け
アルミフレーム修理 ロウ付け
アルミフレーム修理 ロウ付け
*ロウ付けの跡は、やっぱり残しました。
「俺、やったよ、おかぁちゃん!」と見るたびに思いだしたいと思います。

ちょっと境目が目立ちますが、完全乾燥させてから、シリコンオイル塗り込めば、そんなに目立たなくなります。
はい。

ウィビロングトゥゲザーアゲイン。

中身は後日、いじっていきますぜ!

撃ち味はこれまでいじってきたCAR-15とほぼ同じぐらいにしたいなと思います。

■カラシタカナ CAR-15記事まとめ■ *マルイとG&Pがあります。
2017/04/30 G&P CAR-15(King Armsメカボックス組み込み)
2017/04/18 アルミフレーム修理 ロウ付け(G&P CAR-15)(この記事)
2017/03/06 CAR-15 TITAN メンテナンス(マルイ)
2017/01/07 TITAN入りCAR-15 でゲーム(ゲーム動画 ガンカムあり)
2017/01/04 CAR-15にTITAN(マルイ)
2016/06/17 思う事&CAR-15(”しっかりブッシュ”組み込み)
2016/05/30 メンテナンス(繰り返しのメンテは大事だよ~) モーター&メカボ(モーターメンテンナンス中心)
2016/04/11 CAR-15 FET化(MERF3.2)
2016/03/31 CAR-15 フロントパーツ
2016/03/27 CAR-15 ゲーム動画 & G18C電ハン
2016/03/26 旧世代電動ガン CAR-15新規入手
2015/01/10 カスタムパーツ考
2014/11/07 サバゲ前に銃の手入れ(外観編)
2014/09/03 CAR-15 FET化&Ver.2配線(MERF3.2)
2014/06/18 マルイ CAR-15
2014/06/15 CAR-15&SOCOM&STF
2014/06/14 棚ボタ




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この記事へのコメント
安易に買い換えずに、修復出来そうな箇所ならチャレンジしてみる‼
そういうのって大切だと思います(^^)
Posted by 前さん at 2017年04月18日 12:22
カラシさん、流石です。
私は仕事で色んな事をしていますが、
銀ロウ溶接はかなり難易度が高いと思っています。

それに挑戦されるとは、スゴイ!!
Posted by フジなん at 2017年04月18日 12:22
前さん>情緒的価値を大事にする昭和的男です。(笑)
前さんも、使い込んだものほど、段々良くなってくる事を知る、大人の男だと思います。
なんでもやってみらんとわからんけんですね~。

フジなんさん>難易度高いですよね~。
恐る恐るでした。アルミロウ付けヴァージン卒業。
この歳になると、自分が興味を持てる経験したことが無い事の方が少なくなっているので、、、まあ、何事もチャレンジですね。(笑)
下手な部品買って無駄にお金使うよりも、使えるものを修理した方が早いかな?と思いまして、、、。
フラックス無しで簡単にアルミがロウ付けできる、道具の進化にも感謝です。
今度は割れたメカボックスなんかも試してみたいと思います。
コメント有難うございます。
Posted by カラシタカナ at 2017年04月18日 12:39
凄い!割れたアルミフレームを修理して使う人を初めて見ました
割れたら終わりだと思ってましたが修理出来るもんなんですね

私も割れたら挑戦してみます^^楽しそう
Posted by バーンズ at 2017年04月18日 18:01
バーンズさん>ブログではサラッと書いてますが。

結構大変です。

アルミ板で練習しまくり千代子でした。(笑)

でも、楽しいですよ~。
Posted by カラシタカナ at 2017年04月19日 18:24
いやぁ~
本職の自分から言わせてもらうとゴイスーの一言です
今までアルミフレーム修理してきた事はありますが全てTig溶接でしたし(*σ´ェ`)σ

昔バイクのラジエーター補修をロー付けにてチャレンジ。。コア溶かしてお陀仏させちゃいましたからね(泣)

カラシさんのチャレンジ精神とスキルに脱帽っすm(_ _)m
Posted by きゅうぴぃ at 2017年04月19日 22:03
きゅうぴぃさん>いえいえ~。

はんだ付けやロウ付けは経験あったので、、、。

ただ、アルミは初めてだったので、ちょっと緊張しました。

もちろん、本番やる前には、アルミ版をダラダラ溶かしたりしてましたよー(笑)

何事も経験ですねー。(笑)
Posted by カラシタカナ at 2017年04月20日 00:45
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